青い光 production notes


あと数日で8月も終わりですね。
今年の夏はまだ終わりそうになさそうですが、今年もまた自然の恐ろしさを実感する年になりました。
7月の熊本の地震、そして8月に入っての千葉の大雨、関東でも夜中に地震がありましたね(^^::
海外でもネパールで土石流が町をあっという間に飲み込んでしまって・・・・。
好き勝手やっている人間に対し、地球が怒って人間を消そうとしているのでは・・・・(^^::
そのくらい最近は地震と大雨が多いですね。
雨でここ数日は涼しいですが、今年も晴れるとかなり暑いですよね。
温暖化による気候変動で世界中がおかしくなってきているのではないかと思っています。
自然が相手となると、人はどうしようもできませんからね。



今回はヴェスト編、ついにというかやっと最終回です。
しばらく終わらないかと思っていましたが、ようやく今回ラストまでこじつけました。
そして今回もかなり長いです(^^::
まあ、最終回が近づいてきていると思えば・・・・・とは言っても終わりはまだまだ先ですけどね。
前回が終わった段階では、ある程度は話は考えていましたが、展開としてはほぼ真っ白な状態でしたので
よく頑張ったなと思います。



今回はシーグフリード達は塔に向かうところからになります。
最初、シーグフリードが城の外で剣を振り回すところから始まっています。
その姿を城の中からアルマスとホーパス、廊下からヴェスト王とニコラウスが見ているというシーン。
一見、何も起こらなさそうなシーンですが、後半のあるシーンにつなげたかったのであえて入れました。
廊下でヴェスト王がシーグフリードを見ていた時、一瞬シーグフリードの体から青い光が出るのを見て驚いていますが
後半のシーグヴァルドとの戦いで再び青い光が出てくるので、そのきっかけというか、後半の戦いのシーンに
つなげたかったというのがあって、最初に青い光が少しだけシーグフリードから出てくるようにしました。
その青い光を見たヴェスト王はまさか・・・・・とある事に気がつくのです。
そうです。最初のシーンを書く時から、後半のシーグヴァルドとの戦いのことを考えていました。



そして次の教会でのシーン。
ニコラウスがヴェスト王を探しに行き、シーグフリードがアジトに置いたままの馬の事を思い出した時
ノールに戻ったはずのフーゴが馬を連れてきたと教会に現れます。
フーゴが一緒に塔に行くと言い、それなら私もとヴェスト王がそこで現れるのです。
ニコラウスもそこで現れてヴェスト王も連れて行くようにシーグフリードに詰め寄り、シーグフリードに拒否する選択肢はないと
いう状況になるのはヴェスト王とニコラウスの策略?と思わせるような感じですね(^^::



その次のシーンでは、ユースによって力がなくなって小さくなってしまったモルケのシーンです。
前回ラストのシーンはモルケだったんです。気がついていましたでしょうか。
モルケのシーンは今回、至るところに出てきていますが、あまり大したことはしていないので(^^::
モルケのシーンだけ、最初のこのシーンは流れに沿って書きましたが、それ以降は終わりまで書き終えてから
ところどころに付け加える形で登場させています。
モルケは今回、誰とも関わってませんからね(^^::
流れに沿って同時に書いていくと、シーンをころころ切り替えないといけなくなるので、流れが止まってしまうようで嫌だったので
モルケだけ書くタイミングを別にしました。



そのモルケの最初の登場シーンの終わりまでが、平沢ソロの「Colony」を使っています。
曲の最初でバグパイブのような音が聴こえ、神秘的でどこか懐かしいような曲。
シーグフリードがシーグヴァルドと決着をつけようとする一方で、塔のことでフーゴやヴェスト王を巻き込みたくないという思いから
城を早く出ようとしますが、もうお前だけの問題ではない、ノールやヴェストの問題にもなっていると言うフーゴとヴェスト王の話から
一緒に行くことになる展開をこの曲で思いつきました。
この曲を聴いていて、まず教会でのフーゴとヴェスト王が浮かんできたんですよね。
それから最初のシーンを考えた感じです。



シーグフリード達が塔へ出発し、シーグフリードがシーグヴァルドに剣を向けるところまでがP-MODELの「ASHURA CLOCK」
・・・・と言いたいところですが、平沢リアレンジ曲を使っているので、平沢ソロですね(^^::
ここで「ASHURA CLOCK」をもう使う?と自分でも戸惑いましたが、使ってしまいました。
本当はラスト近くに使いたかったんですが、かなり長めの戦闘シーンですし、ラスト近くも戦闘シーンはありますけど
ここまで長くなるのか?疑問だったので、思い切ってここで使いました。
リアレンジ曲はアルバムの「突弦変異」に入っていますが、こんなにカッコよく変わってしまうのかと(^^::
3曲目もこのアルバムから使っていますが、2曲目のこの曲からの流れもうまくつなげたかったのでね・・・・・。



今回の戦闘シーン、かなりきつかった(^^::
よくまっさらな状態から考えついたなと、ここは自分を褒めたいです。
そうなんです。戦闘シーンはまず展開だけを考えて、あとは即興です(^^::
今回、その展開が多くて、どの順番で進めていくか考えてから、具体的な動きというか、シーンを即興で書いていきました。
塔から出てくる敵については最初どうするか考えてなくて、思いつくままに書いていって、後から調整を入れていきました。
思いつくまま書いていくと、必ずどこかでつじつまが合わなくなるので、それは最後にチェックして調整。
最初は普通に塔側の敵として書いていましたが、無限に出てくる敵→同じような顔の敵に変わっていっていたので
敵は実は幻だったということにしました。
敵が幻であれば、それがどんな形で露呈するのかと考えて、ユースの光を浴びて敵が消えるという形にしました。



この戦闘シーンの展開で事前に考えていたのはいくつかあります。
まずはヴェスト王の力。
力というか魔法になるのですが、ここで王様の力が発揮というか(^^:: 
教会でニコラウスが王様を連れていけと言った理由がここで分かるわけです。
戦場から少し離れたところで、黙って見ていたヴェスト王ですが、実は強力な回復役だったということですね(^^::
さらにホーパスはもちろん、アルマスの側にいるエルド、ユースの姿が見えるのです。
回復だけではなく、それぞれ持っている力を増幅させる力も持っているヴェスト王。
ヴェスト王の力によって不利だった戦いが形勢逆転していく流れになりました。



ヴェスト王に関してはまだまだ謎の多いキャラです。
シーグフリードがヨーデンの王であることを知っているような、確かめているような・・・・・・。
ラストに「また会おう。ヨーデンの王よ」とまるでこの先もどこかでまた会うようなセリフを言っているので
どこかで会うんでしょうね(^^::



そして避けられないシーグフリードとシーグヴァルドの戦い。
いつもシーグフリードの体力がある程度消耗してからシーグヴァルドが出てくるんです(^^::
それはシーグヴァルドの嫌なところだと思っていただければなと。
戦っているうちに嵐になり、シーグフリードの体力がだんだんと落ちてきて、何かと危うくなってきたところに
ヴェスト王の光とアルマスとエルドの炎がシーグフリードを助けるのですが、ここで雷がシーグフリードに直撃するという展開。
一瞬、驚いた方もいると思いますが、それが逆にシーグフリードに隠されていた青い光が出てきて、形勢逆転する訳です。
ここまで書いていて、かなり長くなりました(^^::



剣を向けられたシーグヴァルドの後ろで塔が動き出すところから、ヴェスト王が結界を張ろうと言ったところまでが
平沢リアレンジの「Solid Air」です。
この曲もラスト近くで使いたかった(^^::
「ASHURA CLOCK」と続けて聴くと、とてもカッコいいでしょ?
平沢さんのライブでセトリでこの2曲続けてやってくれないかなと思ってます(^^::



すみません、横道に逸れました。
嵐の中、シーグヴァルドを乗せた塔はセントラルに入ろうとします。
セントラルは結界を張っているので、入れないだろうと思っていたのにすんなり入って消えてしまいましたね・・・・・。
でないと、話が進んでいきませんからね(^^::
どうしてと嘆くヴェスト王に、ニコラウスがやってきて、ここでもモルケの悪事が露呈するのです。
モルケと塔にいる大柄の男、シーグヴァルドとの関係は今回も書きませんでしたが、もう少し後になるかな(^^::
「Solid Air」も歌詞ではなく、曲のイメージを使っています。
嵐の中、塔がゆっくりと暗い空に浮かび上がって、セントラルにゆっくりと入っていくという感じ。
それをヴェスト王やシーグフリードが驚きながらただ見ているしかないという・・・・・のが浮かびました。



最後のシーン、塔の裏側でシーグフリード達がセントラルへ向けて出発するところは
P-MODELの「HOMO GESTALT」です。
今回、全曲歌詞は使っていません。全て曲のイメージから浮かんできたのを使っています。
この曲もラスト近くに使いたかったのですが、今使わないと使うタイミングがないんじゃないかと思って、今回使いました。
聴いていて、ヴェスト編最後にふさわしいんじゃないかと思いました。
シーグフリード達が塔を追って、セントラルという新たな場所へ入っていく。
フーゴも後を追おうとして、一緒に行こうかとシーグフリードに言うのですが、シーグフリードはずっと一緒にいたフーゴを気遣い
ノールでゆっくりするようにと断るのです。
フーゴは一瞬戸惑うのですが、シーグフリードの気遣いに気がついたのか、それを受け入れるのでした。
ノール編からずっと一緒にいたフーゴですが、ここでお別れとなります。
何かとシーグフリードの側にいて、頼りになる存在でしたが、離れるとなると寂しいですね。



今回のラスト、どうしようか悩みました。
シーグフリード達がセントラルに通じるドアの中に入り、姿が見えなくなり、兵がドアを閉めたところまででも
よかったのですが、どうしてもヴェスト王のセリフを入れたかったのです。
ですので今回は珍しく、主役がいないラストになりました。
フーゴも寂しそうに本音を漏らしてますが、フーゴは最後までシーグフリードがヨーデンの王だと気がついていないようで(^^::
ヴェスト王と兵達が移動を始めたところで、ヴェスト編は終わりです。



ここまで来て、お詫びです。
「ノール」という名前が前回まで「ノース」になっていました(^^::
正しくは「ノール」です。大変失礼しました。



ヴェスト編、かなり長くなりました・・・・・。
今回も1,000行越えのめったにない長さになりました。
どうしてもラスト回になると、展開が充実するので自然と長くなってしまいます。
読み応えがあるのではないかと思います。
戦闘シーンは苦手ですが、今回はいろいろ展開があって面白かったです。
続けて書いていけば慣れるかもしれませんが、この後はまたしばらくは戦闘シーンはないんですね(^^::



ということで次回からはいよいよセントラル編になります。
次回の最初のシーンだけは決まっています。
久しぶりにあのキャラが登場・・・・・・ということしか書けません。
そして長い間ずっと迷っているある展開を決めなくてはなりません(^^::
そしてまた新しいキャラが出ます。また名前考えないと・・・・・・・。



今回のタイトルですが、今回も最後の最後に決めました。
いつもタイトルは仮タイトル(ほぼ平沢さんの曲名)をつけてから始めるので、最後になって正式なタイトルをつけ忘れるという・・・。
今回はシーグフリードの青い光をタイトルに持ってきました。
シーグフリードがヨーデンの王として覚醒した?回になったかどうかは微妙ですが、今後嫌でも自覚するような展開になると思います。



今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回もお楽しみに。