新年の同窓会 prodution notes
2022年になって最初の短編です。
新年になって早々、世間では変異株でまたまた大変なことになっていますが
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今回の変異株は今までのウイルスとは違うので、今まで通りの対応ではうまくいかないと思っています。
今までの中で一番たちが悪いウイルスだと思っています。
一番たちの悪いウイルスなのに、ステイホームしなくていいんでしょうか。
みなさん平然と外出してますが、それ以前に我慢の限界だとは分かっていますが
感染力が一番強いオミクロンですよ?
重症化しないとは言われていますが、基礎疾患を持ってる方やお年寄りの方は重症化しますよ?
それが今になって出てきているんじゃないでしょうか。
と言いつつも私も会社行ったり、外出したりしていますが(^^::
今までとは違うウイルスなので、手洗いとうがいはいつも以上にするようになりました。
イベントも行ったりしてますが、中止や延期になったりしているところも徐々に出てきていますね。
いつになったら終息するんでしょうか。
政府の対応も相変わらず後手後手で嫌になってしまいますね。この2年間今まで何をしてきたんでしょうか?
とまあ、グチはここまでにしておいて(^^::
今回の短編について色々と書いて行こうと思います。
今回は前回の続きになります。
東京から田舎に帰ってきたユミ。
ユカリと会って、同窓会でケンジと会ってどうなったのか?というお話でした。
今回は話としては前回の続きですから、話を最初から考えることはないので
やりやすかったはずだったのですが、意外と苦戦しました。
というのも、今回は主人公であるユミの心の葛藤をメインに書きたかったのです。
前回、ユカリに同窓会に誘われてあまり乗り気じゃなかったユミ。
ユカリの半ば強引な押しにユミは同窓会に出ることになりました。
というのは、高校の時、ユミは当時付き合っていたケンジを振ったことを未だに引きずっていて
できればケンジには会いたくなかったっていうのがあったからです。
今回、ケンジと会うことでユミの心はどうなっていくのか?
揺れるユミの心というか、葛藤というのか・・・・・・。
言い換えれば、心の成長ですね(^^::
それを書きたかったのです。
ケンジと会って、話をしたことでユミが抱えていた蟠りや誤解が解けて
よかった・・・・と思いきや、ケンジは既に別の女性と結婚していて(^^::
一瞬ショックを受けるのですが、相手が船着場で助けてもらった女性だと知って
次の日にはもうケンジの事はいいと、スッキリした感じで東京に帰るユミでしたね。
女性でもいつまでも別れた相手を引きずる人もいますが
大抵、いい人ができるとさっさと切り捨てますよね(^^::
そこが女性のすごいところというか、何て言うか・・・・。
まあ、私も女性なのでそういうところありますけど(^^::
ここで今回使った[.que]さんの曲について書きます。
今回はどれにしようか迷いました。
曲によって、話の展開が変わるからです。
前回書き終わった時点で候補が3曲ありました。
magic hour
ocean
あと1曲は・・・・忘れました(^^::
最初は「magic hour」にしようかと思っていました。
夕方から夜になっていくわずかな時間、空が明るい色からだんだん暗くなっていくグラデーションというか
とてもきれいな瞬間がありますよね。それをマジックアワーと言われていますが。
夕方、ケンジがユミを連れ出して、自分の船に乗せて空や星がよく見える場所で船を停めて
いい感じになっていくっていう展開を考えていました。
しかし、それだとあまりにも現実的ではないなと考え直しました。
ユミが高校卒業して上京し、大学を卒業して今は社会人になっている。
大学を留年せずすぐ就職したとしても、もう5年以上は経っている訳です。
5年以上、ケンジはずっとユミの事を想っていられるでしょうか?
あまりにも非現実的だなとそこで考え直した訳です。
そこでケンジは既に結婚しているという設定にして
ユミはユカリに強引に同窓会に誘われて帰って来るという設定にしました。
高校時代の仲間と会うということで、ノスタルジックな曲「ocean」に決めたんです。
今回の舞台を離島にしたのも、「ocean」という曲から感じたイメージです。
大阪とか大都会じゃなくて、ゆったりとした時間が流れている場所の方がいいと思いました。
離島であれば当然船に乗りますし、海に囲まれているわけですから漁業をしている方々もいます。
ケンジは本当ならば上京するつもりだったのですが、家庭の事情で漁師を継ぎ、離島に留まったっていう話も
離島が舞台ならではっていうことで・・・・・。
地方出身者は東京に行く事は誰でも憧れますが、逆に東京等の都会で生まれ育った人の中には
離島や地方に憧れて移住する人もいますよね。
何をするにも便利だけど、人との付き合いがどちらかといえばドライな都会。
自然の中でゆったりした生活ができるけれども、生活するにはちょっと不便で何よりも人付き合いを重視されている田舎。
私はどちらかというと人付き合いは苦手な方なので、今住んでいる都会が向いているのかなとは思っているのですが
でも歳を重ねていくと、それも寂しいから田舎の方がいいのかなとも思ったりもします。
でも、向いているかどうかは実際住んでみないと分からないですよね。
周辺に住んでいる方々との相性もありますし。難しいですね。
ということで今回はユミの心の葛藤をメインにして書きました。
うまく書けているのかなとこれを書いている今も自問自答しています(^^::
今年は心の揺れというか、心の成長を課題として書いていきたいかなと思っていますが
ジャンルによってはスルーするかもしれませんので、ここは軽くスルーしてもらえればと(^^::
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は今は全く考えていません。もう月末だというのに。
そのうち何かしら出てくるとは思います(^^::
次回もお楽しみに。