謎に包まれた依頼 prodution notes
10月ももう終わりに近づいて、11月になろうとしています。
ここ数年、秋がとても短いと感じているのは私だけでしょうか?
夏と冬がとても長く感じています。
今年は春はいつもより長かったかなと思っていますが、最近暑くなくなったと思ったら急に寒くなったりと
気温が日によって違うので、温度調節がとても困りますね。
コロナ禍も落ち着いてきて、旅行支援で皆さん週末や平日でもどこかに出かけている人が多くなっていますが
一方で第8波も近づいているようで・・・・寒くなってきてるのでこれはもう仕方がないのかな。
日本政府も第8波が来たからって、再び制限をかけるとかはもうしないと思います。
あとは自己責任でっていう感じなのでしょうね。
個人的な話ですが、今月初旬に引越しをしました。
といっても同じ建物内で、部屋を変えただけなのですが(^^::
やっぱり環境は変わりますね。同じ建物といっても隣に住んでいる人は違いますから。
次第に慣れてくるとは思いますが、まだいつもの自分のペースに戻り切れていません。
今月は本来であれば、今頃は書き終わっているはずだったのですが
上記のこともあって、遅くなりました。
予想外の引越しだったので色々と大変でしたけど、当分は今のところでやっていくしかないかな。
本当は静かな田舎でのんびりと過ごしたいんですけどね(^^::
今までは短編でやってきましたが、今回より数ケ月続いて行く話になります。
予定としては半年なので6回の予定ですが、話の展開によっては8回とか9回になるかもです(^^::
大きな話の展開は最後まで決まっているのですが、細かいところまではまだって感じなので
何回で終わるのか?はやってみないと分からないです。
ここで今回の使った曲について書いていくのですが、今回から曲の扱い方がちょっと違います。
今までは1話ごとに1曲というペースでしたが、今回の話はずっと同じ曲を使っていきます。
どうしてそうなったのかというと、曲を聴いていくうちに短編では済まないくらい話が長くなりそうだったからです。
ですので、曲については今回は書きますが、次回書くのかはちょっと分かりません。
今回は中野テルヲさんの「虹をみた」を使っています。
最近ライブでは必ずセトリに入るくらい定番の曲になっています。
インストではなくて、歌が入っています。
今まではインストの方が話が書きやすいと思っていましたが、最近は歌詞があってもなくても関係なくなってきました。
この曲は好きな曲のひとつで、今回の話はライブでこの曲を聴いている最中に降りてきた話です。
1年ちょっとくらいでようやく今回書くことにしました。
中野さんのこの曲を聴いたことがある方は分かると思いますが、なんか安心できるというか癒される曲なんですよね。
アップテンポの曲なんですが、中野さんの声で癒される?のかな(^^::
今回は曲から浮かんで来たイメージよりも、歌詞から浮かんで来たイメージの方が強いです。
ライブでこの曲の歌詞を聴いて、話が降りてきたので・・・・・・。
歌詞については今後この場で取り上げていこうかなと思っています。
今、歌詞について書いてしまうとちょっとネタバレしそうな部分があるので(^^::
その話が降りてきたライブからしばらくして、その曲の歌詞を見て思ったのは
世界はどんどん未来へと進んでいくけれども人間の相手を思う気持ちは今とは変わらない。
現在も自動運転機能が搭載された自動車とか、ロボットが食事を運んで配膳してくれたりとか
コロナ禍で一気に進んだテレワークとか(とは言っても一部の大企業だけだった?)技術はだんだんと発展していくけれど
人間は今までと変わらず、好きな人がいればほっとするし、その人を思いやることができる。
どんな世界になっても、人とのつながりは大事なんだって思いました。
この2年間、コロナ禍でそれは十分思い知ったかと思います。
コロナのせいでイベントやライブ、人が集まるところは中止や人数制限を余儀なくされました。
テレワークが進み、小さなお子さんやお年寄りの介護をしている方にとっては多少生活が楽になったと思いますが
やっぱり直接会って話をしないとダメだっていうことはありますよね。
今ようやくイベントもやるようになって、旅行もできるようになってきましたが、またコロナ前のあの人ゴミの中をかき分けて
行くのか・・・・と思うと嫌な気分になりますが(^^::
話が逸れてしまったので戻します。
歌詞を見て、未来が舞台になっているので、今回の話も未来を舞台にしています。
未来の話だと、最近短編で[.que]さんの曲で3回に分けて書いた作品がありましたが、あれは今回の話を書く前に
未来の話を書いてみようという、実験的な感じで書いた話だったのです。
最後はかなり長くなってしまいましたが、自分ではうまくいったのではないかと思います。
今回は西暦が22××年ですので、もうどうなっているのかは想像がつきませんが、そのくらいでいいだろうと(^^::
空には当然のようにドローンや車、バイクが飛び交っている時代です。
そしてタイムスリップもできる時代ですが、色々と制限がかけられているという設定にしています。
そんな環境の中、今回の主人公、千尋が動画を見ているところから始まります。
いつも名前の付け方で一苦労しているのですが、今回の主人公の名前はすんなりと出てきました。
ただ、最後まで悩んだのが千尋の年齢設定ですね。
当初は高校生でいこうと思っていたのですが、そうなると恋人で同じクラスの雅也が亡くなって2年という設定や
高校生ならば親も出てこないとNGなんじゃないかという考えが次々と出てきました。
それに千尋が高校生だと、後で出て来る蒼太との今後の関係性も微妙になってくるので、それなら大学生にしようと
変更しました。
雅也の月命日に動画を見ている千尋ですが、雅也が話し出すところで音声を消してしまいます。
本編でも書いてますが、雅也が亡くなり、千尋は寂しくてこの動画サービスを利用してますが
いつも同じ内容なので飽きてしまったと(^^::
生きていた頃の雅也との動画を千尋が見ているとか、もっと違うやり方があっただろうという
つっこみが来そうですが、それは全く考えてませんでした。
この動画サービス、今でもやっていそうなところがありそうですけどね。
故人の肖像権とかがあるからできないとか、そういうのがもしかしたらあるのかもしれませんけど
葬儀屋とかがやってそうな感じがしないでもないですね(^^::
千尋のところに来た1通のダイレクトメール。
雅也がどうして亡くなったのか納得がいかない千尋は、過去にタイムスリップして確かめようと
その会社に見積を依頼することになります。
そして現れたのが国時、そして海岸では蒼太と出会うことになります。
今回一番気を使ったのが海岸での千尋と蒼太のシーンかな。
千尋は2年前に海岸で亡くなっている雅也を見ているので、海岸には悲しい思い出がある。
雅也の死からまだ断ち切れていない千尋には辛い思い出を思い出させてしまうことになる。
千尋の悲しい顔を見た蒼太は、このまま別れてしまうと千尋が雅也の後を追って死んでしまうかもしれない。
そう思った蒼太は、家まで送るから一緒にバイクに乗ろうと千尋に声をかけるのです。
バイクが消えたところで今回は終わりにしました。
少し前にも書いたと思いますが、この話の季節設定は夏です。
どうしてかというと、「虹をみた」の歌詞上の季節が夏だからです(^^::
それと今は書けませんが、夏でないといけない、夏ならでは・・・・のことが今後出てくるからです。
今書いている季節は秋なのですが、夏の話だと割り切って読んでみてください。
雅也がどうして亡くなったのか?事故なのか殺人なのか?
千尋は過去に戻って真実を確かめることができるのでしょうか。
それはまた次回のお楽しみです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。