光 production notes
今回も「星の鏡」シリーズの続編と・・・言いたいところですが
今回は全く別の短編です。(^^::
続編は現在、書いてますのでお待ちください(たぶん書いていると思うけど)
この話のモティーフになっている「Lino」はTINÖRKS(ティノークス)の曲で、
「星の瞬く夜に」を書いた時に最初の部分でも使いました。
それは2月中旬に聴いていて思いついたのですが、今回書いた話も同じ時期に思いついていました。
(他にもあとひとつできていたのですが、話の内容が似通っていたのでボツとなりました。)
「星の瞬く夜に」を書いた後、この話を書いてみようかなとは思っていたのですが
他の曲を聴いてしまって、そちらの方で盛り上がってしまったため、延び延びになっていました。
2月中旬には話のベース部分はすでに出来ていたので
あとは話を細かくつめていって、書くだけの状態でした。
話を書いて、いつ公開するか・・・タイミングを見計らっていました。
この話はオーロラが後半に出てくるので、来年の冬にしようかなとも考えていました。
でも、次から次へと話が出てくる一方で「星の鏡」の続きもあるので
やっぱり年内に書いてしまおうかと思い、気が付いたら7月下旬になっていました。
もう少しで8月になる。
8月といえば夏・・・・8月15日は終戦の日。
人間の死と生をテーマにしたこの話だったら、8月でも大丈夫かもしれない。
(オーロラがひっかかりますが、それはもういいやってスルーしました)
そう思って、今回書いてみました。
死と生がテーマというと、重く感じられるかもしれませんが、読みやすいように小さな男の子という視点で
死というのはどういうことなのかというのを自分なりに書いています。
年齢や身分、肌の色、宗教、言葉、障害の有り無しの違いなどによって
生きている間は違っていても、死んでしまえば魂は同じなのに、どうして差別や偏見、争いが生まれるのでしょう。
人間も動物も植物も、死んでしまったら同じ魂になって天へ上がっていくのに。
今の世界は何かギスギスしていて、ささいなことでも心ない人たちによって大きく取り上げられ、マスコミもそれに
乗っかって、さらに事を大きくしている・・・・・。そう思えてなりません。
ちゃんと話し合えば、解決できるかもしれない問題も、怒りや憎しみの感情に任せて報復し合っている状況。
政治家よりも国民の方が冷静に見ているように思えるこの頃ですが、なんとか冷静になってうまくいい方向に
持っていって欲しいものです。
戦争という最悪の事態にはならないと思いますが、二度と戦争は起こしてほしくないし、起こしてはいけないです。
じゃ、生きるとはどういうことなのか?・・・・それは自分でもまだ答えは出てません(汗)が
いろんな試練を乗り越えながら、成長して、自分なりにやりたいことをやって、共感してくれる仲間と切磋琢磨し合って
それと同時に自分がこうして生きていったんだっていう記録や思い出を残していくっていう・・・ことじゃないですかね?(^^::
人生楽しいことばかりじゃないけど、生きていった結果、いい人生だったなと思えればそれでいいじゃないかなと。
・・・なんか、重たくなってますね、すみません(^^::
書いていくうちに、いろんな話のネタが思いついて、すんなり書けたとまでいきませんでしたが
「Lino」の曲を何回も繰り返し聴きながら書きました。
最後、男の子が2人の天使と別れるシーンは書いていて自然と涙が出てきたときは自分でも驚きました。
曲は3分も満たない短い曲ですが、弱音ピアノの音が素敵で、好きな曲のひとつです。
「Lino」はハワイ語で「光」という意味。
タイトルはどうしようかとぎりぎりまで悩んだのですが、日本語の「光」にしました。
この話もいろんな「光」を描いていますので、その辺りも感じながら読んでいただけると嬉しいです。
また、前日の8月14日はTINÖRKS代表、建水さんのバースデーでもあります。
TINÖRKSの音楽に出会えたことで、今の創作活動があるので
何か恩返しを・・・じゃないけど、何かできないかと思い、作ったお話でもあります。
話自体は8月初旬には書き終わっていて、少しづつ書き直しをしていました。
サプライズにしようと思っていたので、ツイッターでは全くそのことを書けなくてつらかったです(^^::
8月15日。世の中は終戦の日でしんみりしているかもしれませんが、その日に生まれてきたのですから
お祝いしていいじゃないですか!!お祝いしましょう。
ということでこのお話を、8月15日にアップさせていただきます。
誕生日の人は親や親しい仲間に思いきりお祝いしてもらってください!!
私もケーキ買ってお祝いします(自分がケーキ食べたいだけだったりして・・・(^^::)