修正された過去 production notes
桜が咲き、すっかり春が来たという感じですがいかがお過ごしでしょうか。
もう少しするともう4月ですね。
なんだかんだって時が過ぎて行くのは早いですね。
今回は6回目の中編となります。
本当だったら今回で終わる予定だったんですけど、終わりませんでした(^^::
次回で終わるかどうかも微妙です。
8回までやってもいいんですけど、それだとちょっと長すぎるかなとも思っています。
どうするかは次回書きながら、調整しながらその時の展開で決まると思います。
今回は前半が蒼太と白髪の男性メインの展開、後半は蒼太と千尋の再会シーンがメインの回でした。
前半ですが、本当は軽くというか量的には軽く流そうかなと思っていたんです、予定では。
でも書いて行くうちに結構長くなってしまいました(^^::
あるならず者が支配する国家に潜入した2人は、時間警察の幹部と元首との接触を避けるため、
またそこで行われる実験を予定通りに行わせるために動く訳ですが。
ならず者国家っていうのは皆さんが想像しているあの国だと思っても過言ではありません。
昨年から頻繁にミサイル飛ばしているあの国です(^^::
でも2200年代になっても相変わらずミサイル飛ばしまくってるんですかね・・・・ありえなくもないですけど。
さすがにその頃は新しい兵器が出て来そうな気がしています。
新しい兵器でなくとも、核兵器がもっと小型化されて、コンパクトに持ち運び可能になっているとか(^^::
狭い範囲というか、特定の場所をピンポイントで狙えるような兵器になってるとか。
考えるだけでも恐ろしいですね。
そういう世界になっていないことを願います。
でも、どうして戦争なんて愚かなことをやってるんですかね?
仕掛けた方は引くに引けなくなってるんでしょうか(^^::
誰かが仕掛けた張本人を仕留めない限り終わらないんでしょうかね。
でもまた次の元首が同じような感じでまた戦争を仕掛けないとも限らないですからね・・・・。
元首と時間警察幹部を接触させないため、2人は時間警察幹部が元首の前に出て行くタイミングで
足を引っかけてわざと転ばせるっていうのは前から考えてました。
ただでさえ実験の開始時間が遅れていて機嫌の悪い元首の前で派手に転ぶ時間警察幹部。
最悪のタイミングで目立ってしまい、元首はさらに機嫌が悪くなってすぐに出ていけと怒鳴りつける形にしました。
このシーン、アクション的なシーンを入れようかとも一瞬だけ考えましたが
そうなると2人の正体がバレて、仕方なく戦いながらその場を逃げることしか思いつかなかったので
それだと思っている展開と正反対になってしまうので止めました。
後半の千尋のシーンですが、最初どうするかかなり考えました。
前半で予定通りに事が進み、元通りの過去に修正された訳ですから、前回の大地震は起こっていないことになっている。
そうなると山に避難していた人々はもちろんいないし、街も津波に破壊されず、海岸に設置されている防波堤もある。
状況がいきなり変わっていると千尋に気づかせるため、千尋には疲れて眠っていたという設定にしました。
そして目が覚めたら状況が変わっていたと。
そして戻ってきた蒼太と白髪の男性。
地震が起こっていないことを確認すると、白髪の男性は蒼太にさっきの話は誰にも言うなと口止めをします。
前回の地震の中での会話の事ですが、どうしてかというのは次回明らかになります。
この2人のシーンは最初はなかったのですが、次回の展開を考えて入れることにしました。
街が元通りになっているのを見た千尋は、今までの出来事は夢だったんじゃないかと戸惑います。
悪い夢を見ていたんじゃないかと。
でも蒼太がずっといないので気になっているんですよね。
連絡を取ろうにもスマホの電源が切れていて、どうしようかと思った時、空には虹が・・・・・・。
蒼太もこの虹を見ながらバイクで千尋を探し、頂上で千尋と再会することになります。
ここでようやく今回使っている曲「虹をみた」につながったかなと(^^::
ここで曲の話になりますが、今回の中編を書くことになったきっかけは中野テルヲさんのライブでこの曲を聴いていて
話が降りて来たっていうのは前にも書きましたが、その曲の歌詞がきっかけだったんですよね。
空色プリセット 世界のホライゾン音もなく輝く虹をみた
七色のパレット 光はバーチカル
目覚めたそこにはキミがいた
歌い出しのところで蒼太が目覚めたら千尋が目の前にいてっていうシーンが浮かんだんですよ。
それで「これはいけるんじゃないか」って思って書き始めたんですけど
実際はかなり大きくズレました(^^::
それはもう展開上、しょうがないなって思ってます。
他に今回の展開上、使っている歌詞としては
それとして虹が立つ時 あなたをただちに・・・・・・
という歌詞がありますが、これは今回のラストのところですね。
本編読んだ方はもうお分かりですよね。
時間警察が蒼太を捕まえに来るところです。
ということで話を戻します。
再会をした2人は話をしながら、お互いの事を心配していたと分かります。
まだ虹が出ているのを見ながら、蒼太が何かを言いかけた時、時間警察がやってきます。
そして蒼太を連れて行ってしまうのでした。
蒼太にとっては時間警察が来るのは想定内なので、時間警察には素直に応じましたが
千尋はそんな蒼太の対応に戸惑っているんですよね。
今までの蒼太は時間警察に対して反抗的な対応を取っているのを見ているので。
やっと会えたのに、こんな形ですぐ別れてしまうっていうのは千尋にとってはかなりショックなんです。
蒼太はすぐに戻るとは言ってますが、千尋は一度時間警察に捕まって痛い目に遭っているので
本当にすぐ戻ってくるのか不安なんです。
捕まった蒼太をなんとかしてあげたい、でも自分もまた捕まるかもしれない。
自分だけではどうにもできない。ただ見送ることしかできない。
そんな歯がゆいシーンで今回は終わりました。
次回は一応最終回と考えていますが、展開によっては終わらないかもしれません。
どんな形で終わるのかは決まっているのですが、問題はどうやってその終わりに近づけるかですね。
アプローチの仕方は今のところ無限にあるので、逆に困っています(^^::
でもそのアプローチの仕方というか、どの方向で終わりにするかっていう過程を考えるのも楽しいです。
白髪の男性が何者なのかも、次回ようやく明らかになります。
名前は昨年からずっと考えて、年明けにようやく決まりました。
ちょっと長い名前になりましたが、名前で誰がモデルになってるのかも分かると思います。
ただそのままの名前っていうのもちょっと・・・・と思ったので少し変えてます。
分かる人は分かるかな(^^::
前回ドラマ「相棒」の杉下右京っぽいセリフがありましたけど、右京さんじゃありません(^^::
水谷豊さんでもありません、念のため。
日々生活していると、後悔することってありますよね。
「あの時、こうしていればよかった」って。
私も日々、後悔しています。というかしまくっています(^^::
でもいくら後悔してもしきれない、過ぎた過去は戻ってこないんです。
だから日々、自分ができることをやっていくしかないんですよね。
WBCで日本が優勝し、MVPに大谷選手が選ばれましたけど、彼は完璧すぎますね(^^::
野球のことしか考えていないし、自分がどうすればもっとうまくなれるか、常に先のことを考えているんですよね。
中学(高校からでしたっけ?)の頃から自分で目標をたてて、今のところ全て実現しているんですからすごいですよね。
それは日々努力しているからできることなんですよね、多少運もあると思いますが。
何よりも今回は日本チームがひとつにまとまってたのが大きかったんじゃないかなとも思います。
3年後のWBC、大谷選手が出るのかどうかは分からないですけど、佐々木選手や村上選手をはじめとする若い選手は
調子が良ければまた出ると思うし、また新たな選手が出てきているでしょうから楽しみですね。
最後はWBCの話になってしまいましたが(^^::
次回はどうなっていくんでしょうか。
白髪の男性の正体は?
蒼太は無事に千尋のところに戻ってくるのでしょうか?
次回が一応最終回ですけど、まだ分かりません(^^::
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。