明かされた真実 production notes
4月もそろそろ終わり、連休に入りました。
とはいっても私はカレンダー通りのお休みで、あまり連休という感じではないのですが。
9連休にしている方が少しうらやましいですが、連休明けた時が大変じゃないですかね(^^::
前回では、次回が一応最終回ですと書きましたが、最終回になりませんでした。
一気に最後まで書きあげてもよかったのですが、体力がもちませんでした。
というのも実は4月に入った途端、風邪をひいてしまい、気管支炎でセキがひどくて
創作活動を休んでいました。今も実は少しセキが出てます。
今月に入って気温が上がったり下がったりとジェットコースターのような気温差で
たぶんそれで体調を崩したのだと思います。
皆さんも気温差にはくれぐれも気をつけてください。
ということで、今回の話についていろいろと書いていきたいと思います。
前回の最後で蒼太が時間警察に逮捕されましたが、その続きとなります。
最初の蒼太が牢屋に連れて行かれ、牢屋の中でボス達3人が出会うところですが
最初はこのシーンは書く予定はありませんでした。
今回は最後まで書くつもりでしたので、話が長くなるんじゃないかなと思って書かないつもりでしたが
よく考えてみると、後半の白髪の男性と千尋の会話につなげるにはやっぱり必要なんじゃないかと思って書きました。
ボスの会話で白髪の男性のことを「J」と呼んでいますが、これは後半に明かされる白髪の男性の名前の頭文字です。
ボスが持っている時計、最初は時計ではなくてタブレットのような大きなものでした。
でも、大きなものだと警官に分かるなと思い、話を書き終えた時に白髪の男性が持っている時計と同じにしようと
時計に変えました。
大きな画面が出てきて、相手の顔を見ながら会話ができるっていいですよね。
22世紀には本当にこういったものが出て来るんでしょうか?
その時はもう私も含めて誰も生きてませんけどね(^^::
面会室での蒼太と千尋のシーンも最初は考えてませんでした。
今回の前半はほとんど即興で考えたと言っても過言ではない・・・・・(^^::
最後まで書く予定だったので、あまりにも長ければカットするつもりでいました。
いざ書き終わって読んでみると、カットしなくてよかったなと思ってます。
後半に全てつながってるので。
千尋からしてみれば、すぐに戻ってくると言っていた蒼太がまだ出てこないので気になって
蒼太に面会しに行くのは当然の流れですし。
でも蒼太に冷たく突き放されてしまい、どうしてってショックを受けて落ち込むんです。
千尋は白髪の男性から依頼されて時間警察の牢屋に入った蒼太の事を全く知らないし、
蒼太は千尋に話そうにも白髪の男性に口止めされているので何も話せないんです。
いつ出られるか分からない、先が見えないのに、千尋をこのまま待たせるわけにはいかない。
千尋に迷惑をかけられないと思い、蒼太はわざと千尋を突き放したのです。
それはこの後、国時さんがうまくフォローしてくれてますよね。
国時さん、話の最初にしか出てこなかったので、忘れている方もいると思いますが(^^::
そして月日は流れて4年後。
本当は10年後とかもっと長くしたかったのですが、それだとあまりにも長すぎるだろうと思ったので
考え直しました。
時間警察が解体されるという臨時ニュースが流れ、千尋や時間警察にいる蒼太がそれを見て驚いてるシーン。
そしてそこから新組織の名前、新しい代表の名前が明かされます。
新組織の名前、ほぼ即興で考えました(^^::
以前から何気に国際組織にしようというのは考えてましたが、名前をどうするかは先延ばしにしてました。
略称できる名前がいいなと考えていたので「国際時空捜査機関」、「ISIA」という略称にしました。
「ISIA」は「International Space-time Investigative Agency」の頭文字を略称としました。
本当は3文字がよかったんですけどね。「FBI」とか「CIA」とかかっこよくないですかね?
そしてついに明かされた、白髪の男性の名前。
男性の名前はずっと前から考えていました。
今回一番力が入ってるところはここかもしれない(^^::
「ジュール・進一・フィッツジェラルド」よく考えたな・・・・・・・。
名前のモデルをついにここで明かします。
まず最初の「ジュール」っていうのはSFの開祖として知られている「ジュール・ヴェルヌ」から取りました。
今回恋愛小説というよりはSFよりじゃないかってことで、なら最初の名前を使おうかなと。
先に最後の「フィッツジェラルド」ですが、これはなんとなく出てきた名前で、かっこいいなと思っただけです。
最後にミドルネームの「進一」ですが、ピンときた方いらっしゃいますかね?
「進一」は・・・・・やっぱり最終回で明かそうかな(^^::
でも、先に本編を読んだ方はセリフで分かった人、いるんじゃないかなと思ってます。
最後の方にヒントが隠されているセリフがありますよ(^^::
新組織の代表が白髪の男性だと分かって驚く千尋。
そこに白髪の男性が誰かに話しかけてきます。
白髪の男性のセリフがすっかりみのもんたさんみたいになってますが違います(^^::
何度か白髪の男性に呼ばれ、3度目で着ている服まで当てられた千尋は自分に声をかけられてるのにやっと気が付きます。
白髪の男性は時間を止めて千尋に話し出します。
蒼太の事で謝らなければならないと。
そこで初めて、蒼太がなぜ時間警察に逮捕されたのか明らかになるのです。
白髪の男性の話の内容はセリフにすると長くなるので、蒼太と白髪の男性の会話シーンに切り替えています。
大地震のシーンで白髪の男性が蒼太をビルの屋上に連れていくところがありますが
その時蒼太が「あんたは一体・・・・・・何者なんだ?」と言ってます。
本編では千尋のシーンに切り替わりましたが、ここではその続きのシーンを書いています。
白髪の男性の話により全てを知った千尋。
白髪の男性が謝罪をし、演説後に蒼太が釈放されると知った千尋は出かける準備をして
白髪の男性と画面上で別れ、部屋を出て行くところで今回は終わりです。
今回、どこで終わりにしようかなと考えました。
書く前は最後まで書くと決めてましたから、途中で終わりにするなんて頭になかったんです。
でも最後まで書くとかなり長くなるなと思ったので途中で切りました。
最初は白髪の男性が新代表だと分かって、千尋が驚いているところで切る予定でしたが、それだと最終回がまだ長いかなと
思ったので、きりのいい今回のところまで書いて終わりにしました。
ところでいつもだと名前を書いた後にその名前を書いて続けるんですが
ジュール・進一・フィッツジェラルドだとさすがに長いのと、今までずっと白髪の男性で書いてきたので
そのまま白髪の男性で続けます。その方が分かりやすいかなと思うので。
今回は体調がなかなか戻らない中での創作となりました。
今までも風邪ひいてる中での創作はあったと思いますが、セキがひどい中という状況でっていうのは初めて?
セキばかりしていると気持ち悪くなるし、気が散るし、とにかく辛い。辛かった(^^::
昨年新型コロナに感染した時もひどかったですが、セキはひどくなかったし、2週間で治りましたからね。
それに今回良くなかったのは病院に行けなかったこと。
風邪をひくとかかりつけの病院にすぐ行っていたのですが、ここ数年風邪を引いてなかったので(前回はコロナ禍直前)
コロナ禍の期間中にかかりつけの病院が閉院になってしまっていました(><)
他の病院に行こうにも新型コロナの影響もあって、今はすぐには行けないんですよね・・・・・・。
コロナ感染の時にお世話になったクリニックに行こうかと思いましたが、予約制だったのでサイトを見てみると直近はもう
いっぱいで。なので市販の薬でなんとか乗り切りました。
と言ってもまだ完治じゃないんですけどね。
ネット診療も考えましたけど、よく分からなかったので、また今度かな。
そういった状況もあって、今回は全体的にふわっとしたというか、前半はほとんど即興だし
後半は以前から考えていたものもあったのでしっかりできたのかなと思っていますが
本来は最後までって考えてたので、先の白髪の男性の演説の内容もかなり考えてました。
それは次回の最終回で。
でも演説シーンの内容はかなり重圧。実はもうほとんどできてますが、本当にこれでいいのかと自問自答してます。
参考にチャップリンの「独裁者」の演説シーンを見ましたが、あまり参考にはならなかったかな(^^::
内容はとてもいい演説ですけどね。
今話題のChat GDPに書かせる?それはもう創作じゃなくてただのパクリでしょ(^^::
といろいろ書きましたが、次回は本当の最終回です。
これがサイトアップした頃、最終回を書いていると思います。
連休中には終わらせて、次の短編に移りたいのが本音です(^^::
その前に今まで録画した映画をゆっくり見ようかな。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もまたお楽しみに。