祭りの前日に production notes
4月もあと2日で終わり、もう5月といったところですね。
春だというのに、異常な暑さで溶けそうになってますが(^^::
4月でこんなに暑いんじゃ、7月や8月はどうなっているのかと今から不安になっています。
昨年よりさらに暑いんじゃないでしょうか。
今回は4回目ですね。
本来であれば、炎の花の村の話は今回で終わりにする予定だったのですが
書いていくうちに長くなりそうだったのと、今回あまりにも時間がなさ過ぎて
どう終わりにするか、そこまでどうしていくかっていうのを考える時間が足りなかったので
次回に持ち越す形にしました。
時間を充分取っていたはずだったのですが、予定外の予定が重なってしまい、仕方なくって感じです。
今回アクロバティックな展開も考えていたのですが、それも次回に持ち越しになりました。
そうなると今回使っている曲も、次回も使うことになります。
先に曲の話をしますと、今回は「燃える花の隊列」という曲を使っています。
炎の花という言葉が出てきた時点でこの曲が浮かんで来たっていう方も、もしかしたらいるかもしれませんね。
平沢進さんのアルバム「BEACON」からの曲です。
今回の長編を考える時に、何か火を扱ってる村や国を書いてみたいなと思い、真っ先に使おうと思っていた曲です。
曲を聴きながら、炎の花を巡る話にしようと少しづつ考えていきました。
曲はアップテンポというか、浮遊感もあってリズミカルな曲ですね。
「BEACON」は長編では後半に曲を多く使う予定で、前半にも1曲ぐらい使おうかってことで今回使いました。
次回も使うことになりますが(^^::
今回は村の人達から嘘つきだと言われているカイと共に、アルマスとホーパスが炎の花を盗っている犯人を見つけます。
今回はアクロバティックな話にしたいなと思い、ホーパスに活躍してもらいました。
ホーパスは幽霊なので、姿が見えにくいということで(^^::
アルフが炎の花を集めている時にホーパスが思わず声を出し、アルフがそれを聞いて辺りを見回すのですが
ここは猫の泣き声で対応するというのはよくあるパターンですね。
元々ホーパスは子猫なんですけどね(^^::
そして炎の花をまんまと持ち出していくアルフ。
あの村の男と合流し、炎の花を渡そうとした時、リクと村長が現れるというのは書いているうちに思いつきました。
最初は先にアルマスとカイがアルフを追いかけ、言い合っているうちにリクと村長が後から現れる形にしようかなと
思ってましたが、リクが前からアルフのことを怪しいと思っていたことと、それを村長も知っていたということになると
先に現れた方がいいかなと思いました。
どちらが先でもそんなに変わらないんじゃないかとも思いますけどね(^^::
ただ先に子供達が出てくると、リクはアルフを突き飛ばすことはやりにくいかなと。
盗まれた炎の花を回収するっていう点では、先にリクと村長を登場させてアルフを突き飛ばして、落ちた炎の花を拾ってる
うちに、アルマスとカイが来るのがいいんじゃないかなと思いました。
アルフが炎の花を盗んでいた理由ですが、炎の花があの村では金になること。
リクや村長が暮らす村でしか咲かない炎の花。
それがあの村では高く売れ、工場等で使われているということで利用価値があるってことで。
アルフは村の人達の信頼を受けながら、裏で盗みをしていたっていうことで、思い浮かぶのは大谷選手のあの話題だと
思うんですけれど(^^:: 単なる偶然です。
信頼していた人が実は裏で悪いことをしていたってなると、人間不信になりそうですよね。
人って見かけによらないですよね。外見が良さそうでも性格が悪かったり、逆に外見が怖そうでもいい人だったり。
今までいい人だったのがあることがきっかけでがらっと変わってしまったり。
本当にいつ何があるのかわからないですよね。
あと考えたのがあの村の描写かな。
アルフ達のあとを追っていくホーパスですが、村に入って多くの人ごみの中に入っていったり
(幽霊なので人々の身体をすり抜けていける)
村の騒がしい様子だったり、それを見たホーパスの思いだったり。
リク達が暮らす村は静かで自然豊かなのに対して、あの村は人が多くて騒がしい。
田舎と都会の違いみたいなのが書けたらなと思いながら書いてみました。
アルフの言葉にも表れていますが、リク達が暮らす村に対し、あの村はいろんなものがある。自然だけがあるのはつまらない
だから村から離れるっていうのは今の若者が都会に憧れて行ってしまうっていう理由に当てはまりますよね。
それは昔からそうなので、今に始まったことじゃないですが。
逆にある程度の年齢を重ねると、今度は静かに暮らしたいから地方に移動する人達もいますが
そういう人達が地方に行くと、その地に合わなくて結局都会に戻ったりしてしまうんですよね。
それはやっぱり人間関係が大きいですけれど。うまくいけばいいですけど、なかなかうまくはいかないのが現実ですよね。
最後に悩んだのがタワーの描写です。
アルフが作ったタワーですが、どんなタワーにするか、どのくらいの大きさにするか?
タワーというと真っ先に浮かんで来たのが東京タワーですが(^^::(スカイツリーじゃないんかい)
あそこまで大きいのはアルフじゃ作れないだろうってことで、参考にしたのがクリスマスツリー。
炎の花をタワーの至るところにつけているので、なら緑のタワーにしようとも思いました。
クリスマスツリーでぐぐってみると、東京駅周辺のクリスマスツリーやディズニーランドのツリーの画像が
出てきましたが、そこまで大きくなくてもいいかなと。
ビルの2階相当の高さということにしました。
祭りの日に炎の花に火をつけると話していたアルフ。
アルフの目的は何なのでしょうか。
そして火がつかなかったら強制的につけるという話を聞いて、許せないというホーパス。
ボタンをなんとかしようとしたところに、近くにある炎の花がついて・・・・・というところで今回は終わりです。
今回のタイトルは最後につけました。
タイトルが今回はなかなか出て来なくて、祭りの前日ってことでそのままタイトルにしました。
タイトルはすんなり出て来る時と出てこない時があって、波があってなんともですね。
時間がもっとあれば、最後まで書きたかったですが、最近は本当に時間が足りないです。
自分、多趣味なので自分が時間管理できてないっていうのが分かっているのですが
最近詰めが甘いなとひしひしと感じています(^^::
さらに困ったのが、次回書き終えてしまうとその後のネタが全くないこと(^^::
考える時間すら最近ないんですよね。平日は特に。
平日は仕事と親の介護でほとんど時間取られるんで、疲れてしまうんですよね。
在宅診療になってからはさらにきつくなってるんで困ったものです。
これならまだ月1回の通院の方がよかったな。
病院側の判断なのでどうしようもないですが。
最後はぐちになってしまいましたが、連休後半は全く予定がないので
その時に今後のネタは考えたいなと思います。
4日間、全く予定がないっていうのもどうかと思うんで、1日ぐらいは近場に出かけるとは思いますが
どこに行っても人が多いのでね(^^:: 困ったものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。