洞窟の中で production notes



11月もそろそろ終わりますね。
今月は前半は暖かかったですが、いきなり寒くなりましたね。
あと1か月で今年も終わりです。今年もなんだかんだで終わるのは早いですね。
毎回思うのですが、年が明けたばかりの頃はゆっくりと感じるのですが、11月になって寒くなってくると
もう年末か、早いなと感じます。
10月末のハロウィンが終わって、11月の自分の誕生日が過ぎると年末までは早いかなと(^^::
特に今年は11月はイベントが続いたので早かったですね。
それ以上に12月もイベントが続いているのですが・・・・。
コロナ禍が明けてから、なぜかここぞとばかりにイベントが続いているんですよね。
コロナ期間の損失を取り戻そうとしているのか知りませんが(^^::



長編は今回からヴァッテン編です。
今回はまだヴァッテンには入っていませんが、ヴァッテンに入る手前の出来事がメインの回になりました。
実は今回は全くネタを考えてなくて、どうするかかなり迷いましたし困りました。
平沢さんの曲で、曲名に「水」が入っている、または水や海に関連する曲を探して聴くところから入りました。
今までもフラーマ、ヒメル編でもそうですが、まずは曲探しから始めてそれぞれ候補曲を集めて聴きながらネタを考えるのですが
過去の2つはある程度ネタができていたのである程度は楽だったんですね。
今回は全くまっさらの状態だったので、候補曲を聴きながら「これでもない、あれでもない」と思いながら考えていきました。
それで出来たのが今回の話です。
今回はいつもよりは若干短めですが、今月はイベント続きで書く時間があまりなかったのですみません(^^::



先に今回使った平沢さんの曲について書きます。
今回は2曲になりました。
1曲目は「水脈」。アルバム「白虎野」に入っている曲です。
最初はこれは使わないだろうと思っていましたが、だんだん聴いているうちに使おうと思った曲になります。
最近そういうの多いですね(^^::
「水脈」は最初の洞窟シーンから人魚が姿を消すシーンまでを使っています。
この曲は最初は歌詞とかではなくて、なんとなく曲のイメージからネタを思いつきました。
歌詞には洞窟という言葉は入っていませんが、前回のラストでエレベーターでヴァッテンへと降りて行きましたよね。
上から下へ降りて行って、ヒメルが山の頂上だとすればヴァッテンは地下というイメージでした。
なので外に出るという考えはなかったです。地下というイメージがあり、洞窟にしようと思いました。



洞窟を歩いていくと、人魚の女の子に出会います。
人魚を登場させようと思ったのは曲を聴いて思いついたのですが、これは歌詞で思いつきました。
下記の歌詞から人魚からアルマスへある警告をするシーンが浮かびました。



道の上に立ち鳥の声を読みうなだれ
何度澄んだ水の音を逃し望まぬ日は来た
雲の形さえ描いて示したはずだと
何度過ぎたオアシスを知らず荒れ野に立つ



この曲はあくまでも自分の感じたことを書きますけど、大事なものがすぐそこにあるのに気がつかずに何度も通りすぎて
結果取返しのつかないことになってしまうということを言っているのかなと思いました。
「水脈」は曲の歌詞では「大事なこと」であり、その「水脈」を探しているこの曲の歌詞上の人は鳥の声や雲の形で「水脈」のありかを
示しているのに、全く気がつかず最期(望まぬ日)を迎えるということなのかなと。
そこから人魚がアルマスにヴァッテンには行かない方がいいと警告するシーンにつながりました。
しかし、ヴァッテン以外にウインドに行く道がないと分かるとアルマスはそれならヴァッテンに行くと言い
アルマスの手にあるフラーマの指輪を見た人魚はなぜか態度を変えて、短い間ならヴァッテンに行ってもいいと言い、去っていきます。
なぜ人魚がそうしたのかは次回のお楽しみです(^^::
そして再び子供の人魚が出てきて、洞窟の出口で男の子に会うよと預言らしき言葉を残して去っていくのです。



2曲目は「スケルトンコースト公園」。これはファーストアルバム「時空の水」に入ってます。
この曲についてはイメージで決めました(^^::
イメージとしてはレオンがヴァッテンで何があったのかをアルマスに話すシーンかな。
民謡パートを聴いて「この部分を使おう」と思いました。
この曲は民謡パートが何といっても特徴的です。
これも最初は使わないだろうなと思っていた曲です(^^::



スケルトンコースト公園は実在する公園で、ナミビアにあるそうです。
yahooで検索して画像を見ましたが、難破船とかそのまま残してあるんですね(^^::
今後海岸のシーンで参考になりそうです。



洞窟で出会ったレオン。
ヴァッテンの海岸で大きなタコの化け物に襲われそうになり洞窟まで逃げてきたとアルマスに話し
一緒に山にあるお寺に行こうとしますが、海岸で見知らぬ若者に声をかけられたところで今回は終わってます。
本当はもっと時間があればその先まで書こうかと思いましたが、考える時間があまりないので止めました。



タコの化け物にしたのは曲を聴いているうちに自然と思いつきました。
オクトパスと書きたいところですが、子供でオクトパスって言葉を知ってるのか?と思ったので
そのままタコの化け物にしています。
次回ぐらいからはオクトパスに変えるかもしれませんが。



今回から始まったヴァッテン編ですが、今回はまだ最初のところです。
次回からはどういう感じにするのか、少しづつ考えてきてはいます。
次回以降の平沢さんの曲も考えていて、今回のようなまさかと思う曲がまたあります(^^::
今回はイメージで使いましたが、次回以降はそうでもない・・・・・?
ただ、かなり大変なシーンになりそうなので今からどうするか頭が痛いところです。



また今回登場したレオン。
ウインドから来た男の子でアルマスと同世代なので、ヴァッテン編の後のウインド編でも引き続き出ます。
まだどんなキャラにするのか固まっていません(^^::
今回は最初なので軽く流すようにしましたが、今後アルマスと行動を共にするので今のうちにキャラを決めておきたいところです。



今回のタイトル「洞窟の中で」。
いつもながら最後に決めました。
洞窟の中での人魚やレオンとの出会いがあり、アルマスとホーパスはヴァッテンへと入っていきます。
ヴァッテンではどんなことがこれから起こるのでしょうか。
次回は早々からいろいろとありそうです(^^::
次回で12回目。今年ラストの更新はおそらく年末の大晦日・・・・にならないことを祈ります。
昨年は確か更新が大晦日だったような気がしたので(かなりギリギリだったような気がする)。



ちなみに今まで11回続いていますが、今まで使った平沢さんの曲はすべてYouTubeで聴ける曲です(^^::
自分は長編を書く時に曲を聴きながら書いていますが、その時にスマホを側に置いてYouTubeで曲を流してます。
CDを引っ張り出してプレーヤーで聴くのが面倒なんですよね(^^::
そのうちCDでしか聴けない曲も出てくると思いますが、当分はないかな。
曲によってはコメント欄に歌詞が書かれてあったりしますので、よかったら曲名で検索して聴いてみてください。



今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回もお楽しみに。