オーロラ production notes
寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
ここ数年は暖かい暖冬が続いていましたが、今年は寒い日が続いていますね。
自分の住んでいるところはキッチンが特に寒いので、ファンヒーターなしではいられません(^^::
こんなに寒いのは久しぶりだと思っているのは私だけでしょうか。
でも、なぜか今年は関東地方に雪が降らないのが不思議です。
東北だけでなく、関東にも雪が降ってもらいたいですね。土日でいいので(^^::
今回でヴァッテン編は最後になります。
今までで一番きっちりした終わり方なのではないかと自分でも思います。
きっちりというか、ボリュームあり過ぎというか・・・・・。
今までがダラダラしすぎだった展開だったのでは?と思うくらいです。
いつもある程度プロットを書いてから本編を書いているのですが、半分くらいは即興で書いてるので
まあ、いつもそうか(^^::
大まかな流れは事前にプロットに落とし込むのですが、細かいことは書く時にならないと決まらないので
その部分はどうしてもその時に考えて書いています。
今回の平沢進さんの曲について書きます。
今回は前半は前回の曲「トビラ島(パラネシアン・サークル)」です。
曲の途中というか、中間部分というか・・・・聴いている方は分かると思いますが、途中から曲調というか
なんだか前半と曲調が変わったぞっていう部分がありますよね。
今回はそこからです(聴いてない方は何のことだか分からないですね)。
歌詞でいうと以下の部分からですね。
回る 必然かつ唐突に極まる高まるこの恍惚の夢魔
枯渇を喰い豊穣を吐き死の器で光明降らす
火の火災の桃源郷 または
聖なる輪のモータードライブ
パラネシアン サークル サークル
パラネシアン サークル サークル・・・・・
上記の歌詞に入る前に曲調というか、歌が途切れて長いイントロの箇所があって
その部分が今回の話でいうと、オーロラが出てくるシーンまでとなります。
オーロラが空を覆い、それをみんなが見上げているとシーラが出てきて「遺跡の力が解放された」って
言っているところまでですかね(^^::
オーロラの発生が戦いの転機となって、ラストへとつながっていく感じ。
ただ、今回この1曲だけ使うというわけにはいきませんでした。
「トビラ島」は最初からオーロラが出てきたシーンまでになります。
オーロラが出てきた後から最後までの曲は「オーロラ」を使いました。
本当はあまり使う気がなかったのですが、聴いていくうちに使おうと気が変わりました。
今回の長編ではそういうパターン多いです(^^::
また「オーロラ」の歌詞がよくて使おうと思ったのもあります。
特に最後のサビの部分はいいですね。
あー 窓に あー オーロラ
祈るなら 今は 願いは叶うと
祈るなら 今は 願いは叶うと
キミの始まりの日へ キミの始まりの日へ
キミの始まりの日へ 帰る日に
キミの始まりの日へ キミの始まりの日へ
キミの始まりの日へ 帰る日に・・・・・
「祈るなら 今は 願いは叶うと」の部分は遺跡でシーラや漁師達が祈り続けて
ようやく遺跡の力が解放されたという部分に当てはめました。
シーラが遺跡に戻ってからのシーンは書きませんでしたが、戻ってからも漁師達と一緒に祈り続けて
遺跡の力が消えないようにしていた・・・・・ということにしておいてください(^^::
そして「キミの始まりの日へ」の部分はアレクシスに当てはめた部分で、大きなタコという敵を倒した後
ラストシーンでシーラがアレクシスのことを話すところがありますが、一度タコ退治に失敗し荒れていたアレクシスが
再びタコに挑み、退治を達成したことでアレクシスは新しい自分に生まれ変わることができた。
そして毎朝遺跡に行き、漁師達と一緒に漁に出かけるようになった。
タコを退治した時点でアレクシスは成長し、新たな自分としての日々が始まったと。
しかも村へ帰る日に・・・・ということで。
半分無理やりこじつけたような感じがありますが、なんとかなりました。
今回のタイトルも最後に決めました。
オーロラをどうしてもタイトルに入れたかったので「オーロラの奇跡」にしようかと思ったのですが
シンプルに「オーロラ」にしました。
平沢進さんの曲のタイトルでもあり、アルバム名でもあります。
今回のヴァッテン編はアルバム「オーロラ」から3曲を使いました。
オーロラ、一度でいいですから直接見てみたいです。
北欧か寒い国まで行かないと見られないですけど、昨年日本でもほんの少しの間だけ見れました?よね(^^::
今後は日本国内ではめったにないとは思いますが。
前回、サークルについていろいろ書きましたが、今回は最後に出てくる竜巻くらいですかね。
竜巻で大きなタコを巻き込んで倒すっていうのは前回から決めてました。
遺跡の力であるブレスレットが光り出し、レオンの風にアレクシスの水、アルマスの炎、そして雷まで取り込んで
最終的に大型の竜巻になっていくというのは書いて行くうちに決めました。
竜巻・・・・台風でもよかったんですけどね。竜巻と台風ってどう違うんでしょうか。
あまり変わらないと思ったので竜巻のままにしました。
そして前回ちらっと予告しましたが、海神が登場していました。
途中から雷をタコに向けて何回も落としまくっていましたが(^^:: 落とし過ぎた感じがしますがいいでしょう。
雷だけ落として最後にしれっと少しだけ登場でもよかったのですが、流れでホーパスに2度姿を見られることにしました。
そして見えるのはホーパスだけという設定。でも他の3人はタコに集中してたので設定は不要でしたね。
竜巻にも雷を落として加勢するのはどうするか、なしでもいいんじゃないかとも考えたのですが、これも流れでありにしました。
そして最後に爆発するということにしました。
海神の姿は最初は白髪で長髪の高齢のおじいさんという設定でしたが、それだと海神のイメージとは違うかなと思ったので
もう少し若くして(とは言っても中年ですが)上半身ががっちりしていて黒髪の単髪に長い杖を持っているということにしました。
長い杖は持ってないと、雷を落とせませんから(^^::
今回は最初から後半まではずっと戦闘シーンでしたので、正直きつかったです(^^::
戦闘シーンは書きなれていないので、色々と考えてしまうんですよ。
今回は大きなタコだったので、タコといえば長い8本の足ということで、まず足から攻撃する。
その後で本体というか、タコの体を攻撃するという形になりました。
もうちょっとタコの足の攻撃というか、タコ側の足の攻撃を複雑にすればよかったかなと。
1本づつの攻撃になってしまったので、複数攻撃でもよかった気がします。そこが反省点かな。
今後もこういった戦闘シーンは続きます。
次回すぐはさすがにありませんが(^^::
でも長編になると戦闘シーンはどうやっても回避できませんね。
今回もファンタジーというジャンルなのでどうしてもつきものになってしまうんですよね。
タコを倒した後、どうしたかというのを数行で書いていますが
やっぱりタコですので、漁師達が黙っていません(^^::
きっちり回収して、きっちり捕った分は売ったり、みんなに提供したりしてましたね。
アルマスやホーパスがシーラ達と一緒にタコを使った料理を美味しく食べているシーンも書こうかとも思いましたが
それはいらないだろうと思って書くのを止めました。
そしてラストシーン。
ここで迷ったのが、ヒメル編のラストでマリアからもらった白い羽がここで出てきます。
最初考えていたのがアルマスが大きくなった羽の羽軸に捕まって飛んでいく形でしたが
それだとさすがに厳しいかなと考え直して、あの形になりました。
ホーパスはアルマスの膝の上に乗り、アルマスがウインドへ!と言ったところで今回は終わりです。
シーラがアルマス達と別れるシーンで、アレクシスについて話をしていましたが
今回はアレクシスの成長を話にしたと言っても過言ではないかなと。
シーラのセリフにもありましたが、人生何が起こるか全く分かりません。
人生、山あり谷あり。順調で楽しいこともあれば、辛く苦しい低調なこともあります。
喜怒哀楽とはよく言ったものです。
でも、ずっと続くものではありません。ちょっとした事でがらっと事態が変わることがあります。
他人からしたらほんのちょっとした事でも、当人からしたら人生が変わってしまう。
まさに一寸先は闇です。
どんなに辛く苦しいことでも、長くは続きません。
長雨もしばらくしたら晴れるし、長いトンネルだって歩いていけば出口が見えてきます。
困難を乗り越えた時、人は成長するものだと自分は思います。
乗り越えられない困難はないし、1人だと難しいのであれば誰かに助けを求めればいいんです。
自分から助けを求めなければ、誰も気がついてはくれません。
まあ、ちょっとしたことで1人でも解決できることなのにわーわー騒いで、他人に助けを求めすぎるのもちょっと迷惑ですが(^^::
次回からはウインド編になります。
そしてウインド編で前半ラストになります。
今度はどんな話になるかというと、全く考えていません(^^::
また頭は真っ白です・・・・・・。
そして平沢進さんの曲もまだ選曲ができていません。
今からネタ作り&曲の選曲です。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回もお楽しみに。