うごめく問題 production notes
4月もあと数日で終わり、GWも真近になってきました。
みなさんGWの予定はたてているのでしょうか。
私は今回は近場に出かけて終わりにしようと思ってます。
海外や国内旅行に行っている人達もいるかもしれませんが、くれぐれも事故や病気には気をつけて。
特に感染症には気をつけてください。コロナはまだ終わったわけではないので(^^::
今回で16回目のこの作品ですが、あと2回で前半がやっと終わります。
というか終わらせる予定です(^^::
長かったなというのが正直な感想。前回の長編はどちらかというとすんなり前半まできたなという感じでしたが
今回の長編はいろいろと思うところがあるので(曲にしろ、話の展開にしろ)ようやくきたなという感じです。
とはいえ後半はまだ何も考えてなくて真っ白なんですけどね。
前回からヴィンド編に入ったわけですが、今回はその続きです。
前回はふわっとした感じで終わりましたが、今回からは嵐の前の静けさというか、前触れというか・・・・・。
そんな感じの回になっています。
本当はもうちょっと先の方まで書く予定だったんですが、時間切れで仕方なくというか、少し悔いの残る形になりました。
その分のツケが次回に回るので今から焦っています(^^::
先に今回使った平沢進さんの曲について書きます。
今回は3曲使いました。3曲と言っても実際は2曲だったかなという感じではいます。
最初の1曲は「祖父なる風」。
この曲、実は前回使う予定だったのですが、前回の話の展開が全体的にふわっとしてしまい、次回に回そうと決めていました。
最初の部分で軽くアルマスとホーパスの状況を説明しているところから、エドヴァルドがアルマス達に剣術を教えているシーンまでになります。
この曲は歌詞ではなく、曲で使おうと決めました。
イメージとしては強い風の中を彷徨っているイメージがあり、爽やかな感じの曲です。
ヴィンドでの生活が心地よく、アルマスとホーパスがレオン達と過ごしている日常から書き始めたいと思いました。
剣術でのシーンですが、ホーパスがどうして炎や風の力を持っているのにわざわざ剣術をするのか?と聞いてますよね。
エドヴァルドはもしその力が使えなくなった時のために、自分を守るために剣術をやるんだと言いました。
自分が持っている能力に頼り切り、驕りや甘えがあると、いざその能力が使えなくなったらそこでもう終わりですよね。
だからいざという時のために、自分の武器となるものをいくつも持っておく。
これは剣術でなくても、資格でもそうですよね。資格はいくつ持っていても困りません。
以前テレビで資格を100持っている人だったかな?資格を多く持っている人達を紹介してた番組がありました。
でも資格を持っていても、使う時にその知識をすっかり忘れてたら意味ないですけどね(^^::
自分もそのうち何か資格を取ろうかなと思っています。
2曲目は「RIDE THE BLUE RIMBO」。
これはみんなでいっせいに移動するシーンに使いました。
先に歌詞をあげておきます。
RIDE THE BLUE RIMBO ハイヤイヨー
孤児のように強く
RIDE THE BLUE RIMBO ハイヤイヨー
迷子らしく 求め
RIDE THE BLUE RIMBO ハイヤイヨー
誰ひとり落とすな
RIDE THE BLUE RIMBO ハイヤイヨー
人らしく勤め
これは曲の最後の歌詞です。
この曲で涙する人が多いようです。
魂が救われていくようで涙が出るとも。
最初はどういうことなのか分からなかったのですが、最近になってその意味が分かりました。
それはまた後日この場で書くことになるのでここでは書きません。
昔はどこに行っても環境がよく、生活ができていたけれども
気候変動や環境破壊などにより、住めなくなった場所が出てきて、同じ場所を行き来することになったエドヴァルド達。
中には家庭の事情によって同じ場所で生活する家族もいる中、村のリーダーであるエドヴァルドは移動を続けている。
エドヴァルドについて行く人達をエドヴァルドは見捨てることなく移動していくというイメージが上の歌詞で浮かびました。
移動する数日前、マーヤに移動はまだ早いと止められたにもかかわらず。
3曲目は「CAMBODIAN RIMBO」。
この曲は歌詞よりも曲のイメージで選びました。
話の後半、エドヴァルドは親友であるマテウスと再会しますが、そのマテウスからこの地で起こっている問題を突きつけられます。
ひとつは人為的な問題、もうひとつは・・・・・・・。
この曲を聴いて何か大きな事がうごめいているようなイメージが浮かんできたので、嵐の前の静けさ的な感じで書いてみました。
問題ばかりだと暗くなりそうな気がしたので、合間にちょっとしたドッキリのようなシーンを入れてみました。
それがアンネと出会うシーンです。
レベッカそっくりのアンネに思わず戸惑い固まるアルマス(^^::
それをしっかり見ていたホーパスとレオン(^^::
恰好のからかいネタですよね。
アンネはレオンの許嫁という設定は書きながら考えました。親同士で勝手に決めたっていうのは意外とありがちですよね。
そしてラストシーン。
今回のラストをどうするか書きながらもかなり悩みました。
そこで思いついたのが、ルイースを登場させること。
「CAMBODIAN RIMBO」の不気味さ、何かがうごめいていくイメージで書いて行ったのが
あの祈祷が終わった状態の石の塔で起こった出来事になります。
石の塔の一番上でルイースは何を見たのか?
非常に気になるところで今回は終わりです。
本当は問題を起こしている張本人達が出て来るところまで書きたかったのですが、時間切れでした。
次回は出てきます。
今回のタイトル「うごめく問題」は後半のシーンから考えました。
「うごめく」を漢字の「蠢く」にしてもよかったのですが、なんだか気持ち悪いのでひらがなにしました。
うごめく問題は次回から本格的に動き出していきます・・・・・怖いですね(^^:: ぞくぞくします(しないか)
今回使った3曲、平沢ファンだと収録されているアルバムが同じだと気がついた人は多いと思います。
今回は「BLUE RIMBO」というアルバムから3曲使いました。
ヴィンド編はあと2回。次回からは怒涛の展開?が待っている・・・・・と思います(^^::
今から書く当人としては非常に頭が痛い。展開が今まで以上にめまぐるしくなると思います。
今回の3曲はyoutubeでも聴けますのでアルバム持ってないって人は聴いてみてください。
気に入ったらぜひ買ってください・・・・とは言いませんが(^^::
なんだか曲の話だけでこんなに長くなってしまいました。
あなたの中で起こっている「うごめいている問題」はありますか?
生まれてきた時から人は大小かかわらずいろんな問題に直面し、解決してきました。
1人で解決できない場合はまわりの人達の助けを借りて解決できた問題も多かったのではないでしょうか。
人は1人では生きていけません。いつも誰かを助け、または助けられながら生きています。
そんな自覚はなくてもいつもお互いを助け、助けられているのです。
例えばあなたが使っている電気、水、ガスなどの光熱資源。
そしてスーパーやお店に行くといつでも食べ物や飲み物、日常品があります。
最近は物価高でなんでも高いですし、米も水不足や環境の変化で取れにくい状況ですが
生活できているのはそれぞれ関わっている人達がいて、日々がんばって資源の維持や商品を作ったりしているからですよね。
地震や災害が起きた時、これら全ての供給が止まりいつもあるわけじゃないと自覚した方々が多かったのではないでしょうか。
自分もその1人です。
生きていれば辛いと思った時期が何度もありますよね。
人間関係は特にいろんな問題がありますよね。
両親との不和、友達とケンカして別れた、恋人に裏切られた・・・・・・。
また病気、事故による死別、それがショックで立ち直れず自分が心の病気になってしまったりとか。
問題が解決できるまでの間はとても辛いかもしれませんが、それで自分から自分の人生をあきらめてしまうのは違うと思うのです。
数日前、yahooニュースであるyoutuberが亡くなったことが取り上げられていました。
Xをやられていたと書いてありましたので見に行きました。
その方は仕事をクビになり、両親にもそのことで勘当され、恋人には別の件で振られたそうです。
1日にして嫌なことが重なってしまい、それで自暴自棄になって自ら命を絶ったようでした。
さすがに3つも嫌な事が重なるっていうのはかなりダメージ大きいですが、だからといって命を絶つというのは違うと思います。
命を絶ってしまったら、そこで人生終わりなのです。終わってしまうんですよ。
嫌なことが起こったとしてもその後には転機が起こる。いい事が待っていたはずです。
止まない雨はないし、始まりがあれば必ず終わりがあります。
Xを見ていて、どうしてもっと周りの人達を頼らなかったのだろう。その場から逃げることをしなかったのだろうと思いました。
今いる環境が苦しいのなら、逃げればいい。どうしてそうしなかったのだろうと。
私はそのyoutuberのフォロワーでもないし、全く知らない方だったのですが、悲しく残念に思いました。
話がそれてしまいましたが、解決できない問題なんてないと思うのです。
国家間レベルだとなかなかそうはいかないと思いますが、個人レベルの問題は長くかかってしまったとしても
当人たちの努力次第で解決できると思うのです。
自分達で解決できなければ周りの人達に助けを求めればいいのです。きっと救いの手を伸ばしてくれるところがあります。
私も個人的な事になってしまいますが、昨年9月に父親が亡くなってから今年の3月末までは大変でしたから(^^::
まだちょっとした問題が残っていますがまあなんとかなるでしょうと思いながら日々過ごしています。
すっかり長くなってしまいましたが、今回の話はいかがでしたでしょうか。
次回からは怒涛の展開が待っています・・・・考える方は今から大変です(^^::
次回使う平沢さんの曲は既に決まっています。あとは書くだけ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回もお楽しみに。