新たな地へ production notes



10月もあと少しで終わりますね。
つい最近まではまだ暑かったですが、いきなり寒くなりましたね(^^::
秋はいったいどこに行ってしまったんでしょうか?
映画のある作品で、タイトルは忘れてしまったのですが、季節が夏と冬しかない世界で繰り広げられるヒューマンドラマが
つい最近(春ぐらいに上映してたのかな?)ミニシアターを中心に上映していたのを思い出しました。
私はタイミングが悪くて観れなかったんですが、十数年後本当にそうなりそうで怖いです。
秋の紅葉の季節もだんだんなくなっていくのでしょうかね、そうなると寂しいですね。



今回からまた新たな展開が始まりました。
まだ最初なので、今回は全体的に軽めです(^^::
次回の話はまだまっさらの白紙です。この後どうするか考えますが・・・・・。



まず先に今回の平沢進さんの曲から。
今回は3曲にしました。
最初2曲にしようかとも思いましたが、途中で中盤のあるシーン用に1曲追加しました。



最初の1曲は「MOON TIME」です。
森を抜け、近くの村に入った2人ですが、すっかり夕方になっていて、泊まるところを探していたら
すっかり夜になり、空には満月が・・・・・というところからこの曲を選びました。
聴いていて高揚感と浮遊感がある曲で、それでいて静かなんですよね。平沢さんの声がまた曲にフィットしていて。
夜空に満月が出ていてそれを見上げて見ているイメージが浮かんできて、そこから話を展開させていきました。
宿に向かう途中でホーパスが何かを見つけ、2人が儀式に出くわすシーンは何か神秘的なシーンを入れたいなと思っていたので
曲をひたすら聴いて思いつきました。



そこから今回の新キャラであるシーグフリードとの出会いにつながっていきます。
ジークフリードではありません(^^:: 今回もスウェーデン語のあるサイトから選んできました。
毎回名前付けは苦労します。
シーグフリードはまだ今回最初なので、あまり細かくは書かないのですが・・・・・・。
この辺りは物騒だとか、敵がどうのこうのというセリフで分かると思いますが、どうやら敵がいるようです。
そしてシーグフリードも塔を探していることから、アルマス達と一緒に行くことになります。
シーグフリードは何と敵対しているのか?なぜ塔を探しているのかは今後明らかになっていきます。
まだそこまではきっちりと決めてないだけですけどね(^^::



「MOON TIME」はアルマスとホーパスがシーグフリードと一緒に家に入るところまでを使っています。
この曲だけで話の半分くらいを書いています。
当時は2曲で書く予定だったので、これは予定通りでした。



当初はこの後、次の日の朝になって3人が出発するところまでで終わる予定でした。
半分書いた時点で短すぎると感じたので、少し内容を追加することにしました。
どうするか考えた結果、シーグフリードの設定を少し変えることにしました。



当初はシーグフリードの素性は明かさず、通りがかりの旅人という設定でした。
塔を探しているというのは変わらないのですが、宿で出会うという設定でした。
ただ、その設定でいくとこの先で息詰まるかなとも思ったので(^^::
村の住民で、何かを率いている謎の集団のリーダーっぽい設定にしました。
今の時点では何の集団なのかは明かしていませんが、次回以降徐々に明かしていきます。



それに合わせて、平沢さんの曲をどうするかも考えました。
シーンを先に考えて、曲はそれに合わせてという感じで。曲は後で選びました。
アルマスとホーパスの様子を見に行った後、シーグフリードは仲間のところに行って今後の話をしているので
何かが静かに動いて行くようなイメージの曲を選びたかったのです。
それで選んだのが「ツオルコフスキー・クレーターの無口な門」というマニアックなタイトルの曲です(^^::
前の曲「MOON TIME」からの流れもいいなと思ったのでこの曲にしました。
こちらも歌詞よりは曲で選びました。
一見、静かで安心して聴いていられると思う曲ですが、全体的に何かが渦巻いてるなと思わせる低音。
浮遊感もあり短い曲ですがいい曲です。



そして次の日の朝になり、3人は出発することになるのですが・・・・・。
ここでちょっとしたトラブルを入れることにしました。
前日にシーグフリードの仲間が殺されているので、敵が潜んでいる可能性を含めてあのシーンになりました。
アルマスがホーパスと話をしている時に背後から矢が飛んでくるところですね。
シーグフリードがその矢を持っている剣で振り払い、未遂で終わりましたが。
アルマスは行くところどころで九死に一生を得てますね(^^::
こうして無事に旅立っていくところで今回は終わりです。



ラストの部分の曲は核P-MODELの「Timelineの東」。
新たな地での旅立ちで、3人はエストヨーデンに向かうのでこの曲にしました。
エストヨーデンの「エスト」はスウェーデン語で東という意味です。
「ヨーデン」というのはスウェーデン語で「地」という意味です。
「エストヨーデン」は「東の地」ということになります。
ここでシーグフリード達がいる村はどこなのか?という疑問が出て来ると思いますが、次回には分かると思います。
シーグフリードの仲間達とのセリフで「ヴェストとノール」が出てきているので、調べればどこにいるのかが分かってしまいますが。



今回は3曲とも歌詞よりも曲のイメージで選びましたので、歌詞は取り上げません。
歌詞が気になる方は曲名で検索すると歌詞を掲載しているサイトが何件が出てきますので、そちらを見てください。



最後にタイトルですが、今回は考えて「新たな地へ」にしました。
村に入った途端、すぐに次の場所に行くことになった2人という話の流れから考えました。
「エストヨーデンへ」でもよかったんですが、アルマスとホーパスはまだどこへ行くのか、今いる場所はどこなのか
全く知りません(^^::ので、「新たな地へ」にしました。



シーグフリードに出会い、また新たな旅が始まりました。
次回はどうなるのでしょうか。
それはこれから考えるので、どのような展開になるのか全く分かりません。
平沢さんの曲もまだ選んでいないのでね。
核P-MODELのアルバムがようやく全部揃ったので、この後聴きながら考えて行こうと思います。
もちろん平沢ソロ、P-MODELも引き続き聴いていきますが(^^::



今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もまたお楽しみに。