sadness1 production notes
このサイトで久しぶりの更新となりました。
皆さん、お元気でしたでしょうか。
もうひとつのサイトを見ている方々は毎月更新しているので、久しぶりでもないですが
このサイトしか見ていない方々ももしかしたらいると思うので(^^::
前回が2022年の12月でしたから、9ヶ月ぶりですね。
本当はもっと早く更新した方がよかったんでしょうけど、今年に入ってから私事でいろいろありまして
仕事が忙しくなってしまったっていうのが一番大きいのですが、なかなかダークサイドの話まで書く余裕がなくて
今回ようやくということになりました。
たぶん、誰もこのサイトに関しては更新は待ってないだろうと思うのですが、どうしてももうひとつのサイトがメインに
なってしまうので、今回は少し空きができたので、この時期に更新しようと思いました。
ダークサイドの話については、今まで1話で完結させることを目指していましたが
今回は長くなりそうなので、2話くらいで終わりにしようと思っています。
もしかしたら3話くらいまでいってしまうかもしれませんが、最後まで読んでいただければと思います。
ということで先に少しだけネタバレしましたが(^^::
今回の話について書いていきたいと思います。
今回はまだ1回目なので、あまりネタバレはできないのですが、読んでいただいた方は今回はサスペンスだなと思っていると思います。
最初の部分ですが、1人の女性が泣きながらビルの屋上から飛び降り、自殺してしまいます。
最初から暗い展開ですが、サスペンスにはよくある展開です。
ここから今回の話が始まる訳です。
それからいきなり13年後に話は飛びます。
ある小島のホテルで同窓会が開かれ、人が集まってきますが、集まったのはたった9人。
招待状を持った人しか参加できない同窓会・・・・・・・。
これだけで普通の同窓会ではないと思いますよね(^^::
同窓会にしては人が集まらないし、9人にしか招待状を出していない。
なんだかおかしいと思う人が出て来る中、ホテルの制服を着た年配の2人が来て、依頼主の音声を流します。
ここで悩んだのが、登場人物が出て来る順番です。
いつも登場人物の名前を何にするか、かなり悩むのはいつものことですが
今後の展開をどうするか、考えながら1人づつ登場させていきました。
小島にボートで向かうケンジ達3人のシーンがありますが、これは最初から考えていたわけではありません。
最初は別の人物2人がボートに乗っているシーンだったのですが、今後の展開上却下して、上記のシーンに書き換えました。
最初の2人は誰だったのかはまた後日書こうと思います。
一番最後までどのタイミングで登場させようかと考えたのが、レンです。
レンは最初、ホールのシーンでは登場していなくて、後の厨房のシーンから登場させていました。
でも、ホールで9人全員揃っていないとさすがにまずいので、ひと通り今回の話を書き終えた後、全体を見て、ユウスケが出て来る前に
登場させることにしました。
ユウスケが一番最後に登場するので、レンはアヤがホールに入って来る前か、ユウスケが来る前か考えて、後者にしました。
そして依頼主からの音声が流れてくるわけですが、姿は画面には映らず、男性なのか女性なのか分からない、機械音のような声。
男性か女性の声にしてしまうと、展開が読めてしまうのかなと思い、機械音ということにしました。
それがかえって不気味なんじゃないかとも思いました。
音声を聞いた9人は戸惑い、誰なのか出てこいと言う始末。
すると突然真っ暗になり、最初の犠牲者が出てしまいます。
アヤが死んで、恐怖に駆られたヒロトは帰ると外に出ますが、外は嵐。
それでもボートに乗ろうと海岸に行くと、乗って来たボートがない。
他のボートもきれいさっぱりなくなって、あきらめてホテルに戻るんですね。
ホラー映画にはよくある展開ですね(^^)
ここまで書いて、本当だったらここから次々と間を空けることなく、バッサバッサと殺される展開になってたのですが(^^::
本当は1夜でカタをつける予定だったのですが、それだとちょっといきなり過ぎるし、怖さも減るんじゃないかということで、却下しました。
今回はサスペンス、推理小説、ホラーをミックスした展開にしていこうかと思っています。
まだ最初なのでホラーは今回は軽い方なのかなと思ってますが、後半は・・・・・・。
この時点ではまだ犯人が誰かなんて分からないと思います。
犠牲者は2人しか、まだ出てないので。
この後、どんな順番で犠牲が出るのかは・・・・全部ではないですが、ほぼ決まってたりします。
ダークサイドの話では音楽はいつも決めてないと毎回書いてますが、今回も決めてません。
でもいつも曲を聴きながら書いているので、その習慣は抜けないんですよね。
ダークサイドの話を書くときに聴く曲はだいたい決まっているのですが、今回特に聴いているのがEnigmaの「Sadness PartⅠ」かな。
松浦雅也さんの「スイートホーム」サントラも聴いていますが、今回の内容にはあまりしっくりこないので・・・・・。
安全地帯の「プルシアンブルーの肖像」サントラも聴きますが、これは嵐のシーンかな。
今回のタイトル「Sadness」もEnigmaの上記の曲からとりました。
「Sadness PartⅠ」は当時、グレゴリオ聖歌を入れたことで、カトリック教会?からかなり抗議を受けたみたいですが
曲はみるみるビルボード上位を上り詰めて、Enigmaという名前が有名になった曲でもあります。
当時は斬新で刺激的だったんですよね、グレゴリオ聖歌を曲に入れるって誰も考えなかっただろうし、入れたら入れたでクレームが
来るだろうし(実際来ましたけど)それでもヒットした訳ですから、すごいなと思います。
私も当時はビルボードをテレビで見ていて、EnigmaのMVを見て、なんか怪しい、ミステリアスなグループだなと思ってました。
しばらくの間はファンで、3枚目までは聴いてましたけど、だんだんと飽きてきていつの間にか聴かなくなりましたけどね。
Enigmaは今も活動していて、アルバムもたくさん出てますけど、やっぱり1枚目が好きかな。
ミステリアスな雰囲気が好きなのかもしれない。今のEnigmaはどうなのかは知らないけど(^^::
ということで横道にそれましたが、まだ最初なのであまり多くは書けません。
ダークサイドで書いた最初の「死の島」と同じくらい怖い話にしようかと考えています。
というか目標にしてます。
「死の島」は予定外に時間がかかりましたが、完成度は自分で書くのもアレですが、よく書けたなと思っています。
初めてホラー小説を書いたにしては自分の中では上出来だったなと。
今回もそれを目指していますが、それにはまた多くの時間がかかるようです。
次回はどうなっていくのか、自分でも非常に楽しみです。
次回の方がいろんな仕掛けというか、展開があるので・・・・・・。
考えるだけでも、ぞくぞくします(^^)
自分でしばらくの間書いていなかった、というか封印していたあのシーンを次回は書こうと思います。
あのシーンとは何か?それは次回見てのお楽しみです。
ダークサイドの話を書く時、自分でもびっくりするくらいプロットを書くのが丁寧になっています。
もうひとつのサイトの方もプロットを考えるのですが、最近はほぼ話を書くのと同時進行で書いています。
なので、どうしても即興で書いてしまう部分が多いんです。
一方、ダークサイドの話は内容が内容なので、何が発端で、何が原因で人を殺めるのか?
理由があってなのか、理由がなく自分が殺したいからただ殺す、自己満足のための殺人なのか?
それでどうなっていくのかっていうのと、人間ってこんなにも醜い、邪悪な存在なんだっていうのを表すために
段取りを決めて書いていかないと、面白くならないっていうのかな・・・・・・・。
まあ半分はホラーを楽しむというか、こんなにも面白いんだっていう思いで書いてますが。
でも子供の頃はホラー映画ってどちらかというと苦手だったんですよね(^^::
子供の頃、ちょうどホラーやサスペンス映画全盛期だったのかな?
「13日の金曜日」「ポルターガイスト」「死霊のはらわた」「エルム街の悪夢」・・・・・・。
日本の作品だと「八墓村」「悪魔が来りて笛を吹く」などの横溝作品が多く上映されたり、テレビでも放送してました。
テレビでよく映画を見てたので、内心怖かったけど最後まで見てた記憶があります。
最近のホラー映画も怖いんでしょうけど、なかなか見てません。
日本の作品がここ数年はとても怖そうな感じを受けますね。
日本のホラー映画って暗さが怖いというか、真っ暗なところから何かが出て来るんじゃないかっていう演出がうまいというか。
最近の日本ホラー映画って・・・・・・何を見たかなあ(^^::
最後また横道にそれましたが、次回もよろしければ読んでいただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回をお楽しみに。