sadness2 production notes



朝夕は寒くなってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
まだ私はTシャツまでとはいかないですが、七分袖の麻のブラウスをまだ着ています。
昼間はまだ暑いですよね。24度ぐらいはあるので何を着たらいいのか毎日悩んでいます。
まだ衣替えもしていません(^^::
今回のサイトアップが終わった頃にやっているかもしれませんね。



今回は前回の続きです。
このサイトで続編というか、続き物というのは初めてです。
最近はとりあえず時間がないので、というかまとまった時間が取れてないんですよね。
親の介護をしていると、そっちに時間を取られがちなのでね。
あとは最近はまっている映画館通いか(^^::



自分の近況はこのくらいにしておいて。
前回はケンジが殺されたところで終わったので、その続きからです。
レンがケンジを探しに2階にいると、みんながやって来て、みんなで探すのですが見つからないんですよね。
レンがケンジが殺された場所に出るのですが、その頃はもうケンジの遺体はなくて、片付けられた後なんです。
まあ、用意周到というか、血痕までも跡形もなく消し去るっていうのは完全犯罪を狙ってますね。



ケンジを探すのを諦め、アンナが部屋でスマホをいじっているシーンに移ります。
このシーン、なくてもよかったんじゃないかって思ったんですが、この後のミカとシンゴのシーンにつなぐためでもあり
どんな状況なのか、確認するためのシーンでもあります。
灯りがついているのに、電波がまだ復旧していない。どういうことなのか?
それは最後の方で明らかになります。



そして2階の奥の部屋、スイートルームでのミカとシンゴのシーンになります。
今回気合が一番入ったシーンになります。
前回、ぞくぞくします(^^)って書いたのはこのシーンのことです。
前半はいわゆるラブシーンなのですが、後半はそれががらっと変わって惨殺シーンに変わっていくのです。



今までラブシーンというか、ベッドシーンは通常のサイトやこのダークサイドでも書かなかったのですが
数十年前は別のサイトを運営していて、そこでは官能小説メインで書いていました。
なので実はベッドシーンは書き慣れてるんですね(^^::
3流雑誌にサイトが紹介されたこともありますし、アクセス数もかなりありましたけど、官能小説をある程度書いたところで
マンネリ化してしまって、書くのを止めました。
いろんなバリエーションがあると思うのですが、結局やる事は一緒ですからね(^^::
男女が重なっているところが見たいのと、その行為が見たい訳ですから、サイトを見る人って。



最初はベッドシーンは入れる気はなかったのですが、その時映画館でラース・フォン・トリアー作品をやっていて
そのうち2本を見に行ったのですが、「メランコリア」という作品を見て気が変わりました。
主人公の女性がいるのですが、結婚式の当日、どういう訳か別の男性と庭で関係を持ってしまうんです(^^::
そのシーンは遠目で見る形で、一瞬「?」と思いましたが、ウエディングドレス姿で上になって腰を振っている・・・・。
ああ、そういうことね(どういうこと?)ってその時は混乱しました。
その後の展開は作品見てない人もいるので割愛しますが、「ああ、そういうシーンもありなんだ」って思いました。
それでベッドシーンを入れようと思った訳です。



とは言っても、官能小説ではないのでそのまま書いたらいわゆる18禁(今は違うのか、16禁?)になってしまうので
具体的な表現は避けて軽く流すような感じにしてみました。
とは言っても行為自体は書かないと、ぼかし過ぎてもわかりにくくなるだけなので、難しいですね。



2人がベッドに倒れ込んで、行為を始めているところで別の場所に切り替えています。
今回の犯人らしき人物がここで登場する訳です。
まだ誰なのかは分からないですが、黒ずくめの恰好でなんとも不気味ですね。
そして手にしているのは赤いボタンのみ。
そのボタンを押して、ついに惨殺シーンが始まるのです。



ベッドの下からドリルが出てきて、ベッドの上の2人を殺していくのですが
ホラー映画ではありふれたシーンですね。
2人が愛し合っている最中に殺されるっていうのは、もうお決まりのパターンというか。
でも、ドリルで殺すっていうのはちょっと大がかりすぎたかなとも、書いた後から思ってます。



どうしてドリルで殺そうと思いついたのか?
それは数年前に見た映画「鉄男」のあるシーンを思い出したからなんですね。
「鉄男」は映画館ではなく、WOWOWで見たのですが、上映当時はレイトショーのみの上映で見れなかったんです。
当時自分は学生だったので。
それでWOWOWでやるのを知って、見てみたのですが、なぜレイトショーだったのか分かりました(^^::
主人公の男性の体に鉄が入り込んで、鉄男になっていく訳ですが、その男性には彼女がいて・・・・・。
彼女が自宅に来て、行為に及ぶのですが、その男性のある部分が鉄に変わっていて、ドリルになってたんですよね。
それで行為後、彼女が血まみれになって倒れていて、ちょっと怖かったシーンでもあります。
それを思い出してって感じですかね(^^::
すみませんちょっと下品な感じになってしまいましたね。



ドリルで殺されたシンゴに驚いたミカは逃げようとしますが、そこは四方八方から矢が襲い掛かってミカも殺されてしまうんですね。
ちなみにシンゴですが、ちょっとチャラい感じがすると思うのですが、モデルは藤森慎吾さんです(^^::
テレビやCMでも今は大活躍の人ですよね。あのチャラいキャラはわざと作ってるんじゃないかと思うのですが・・・・・・。
この話を書く前に、登場人物を考えて、名前を考えた時に自然と「シンゴ」という名前が出てきて、それなら藤森慎吾さんを
モデルにしようかなとあっさり決めてましたね。



ということで非常に思い入れ?のあるシーンでした。
次の日になり、またみんなでミカとシンゴを探しますが、やっぱり見つかりません。
ユウスケの提案でスイートルームまで行って声をかけますが、もう殺されていますので出てくるわけがない。
開けようとしても鍵がかかっていて開かない。
鍵はシンゴが持っている訳ですからね。



仲間が次々といなくなり、精神的に追い詰められるヒロト。
次はオレの番だと言うヒロトとは対照的に、2人は生きていてきっと助けを呼んでるんだわと言うナツキ。
2人が言い合いをしていると、そこにレンとユウスケが海に行こうと誘います。



そして次は海で、ユウスケが岩場から海に落ち、泳げなかったために溺れて死んでしまうのです。
レンが助けようとするのですが、その場から叫ぶだけで動かなかったですね。
岩場なので、海の下もゴツゴツした岩があり、飛び込んだ時にケガをするんじゃないかっていうのと
もしかしたら自分も溺れるんじゃないかという恐れもあって、飛び込めなかったっていう感じですね。
よくニュースで子供が溺れて、それを助けようとした大人や親が逆に溺れて亡くなってしまったってケースがありますが
泳ぎに自信がある人でも、予想してなかった事って起こりますから危ないですよね。
もし海や川で溺れている人がいたとしたら、自分はすぐ救急車呼びます。自分から助けに行こうとは思いません。
自分が事故に遭うかもしれませんから。



ユウスケがいなくなり、ますます追い詰められるヒロト。
みんな殺されるんだと言うヒロトに、きっと助けに来ると言うナツキ。
2人が言い合いしているのをレンが入って止め、ヒロトに何をそんなに恐れてるんだと問いかけます。
ヒロトはホテルに来た初日に見た映像の事を話すと、レンがそれならみんなでどんな悪いことをしたのか話そうと言い出しますが
ナツキは真っ先に否定し、逆に聞かれたレンは黙ってしまいます。
過去、自分がどんな悪いことをしたのかなんて、たとえ覚えていても言わないですよね。
その事がもう自分の中では終わっている、解決しているとしても、話したところで周りからどんな反応されるのか分からない。
もしかしたら嫌われるかもしれない。相手にされなくなるのかもしれない。
みんな自分が一番かわいいので、自分に都合の悪いことは誰にも話さないですよね。
結局、ヒロトが話を止めてしまうのですが。



そしてさらに夜が更け、レンが台所で明日の支度をしていると、背後から誰かがレンを襲い
レンまでも殺されてしまったところで、今回は終わりです。
レンが死ぬ寸前で、犯人に向かってどうしてっていう言葉を発していますが、知っている人物だっていうのは
これで明らかですよね。
さて、犯人は誰なのでしょうか?



今回からホラーメインで行こうと思ったのですが、書いたのを見てみるとホラー要素はほんの少しでサスペンスメインだったような
気がするのは私だけでしょうか(^^::
すっかり推理小説になってしまっている感がありますが、次回こそはホラーメインで行こうとは思ってはいますが・・・・・。
今回、ベースにしている映画があるのですが、ホラーなんだけどサスペンス要素もある作品なのでなんとも言えないですね。



次回こそは最終回にしたいと思います。
生き残っているのは3人になってしまいましたが、最後まで生き残れるのでしょうか。
それとも全員死んでしまうのでしょうか。
一体、犯人は誰なのでしょうか?



今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回もお楽しみに。