sadness4 production notes
12月になって、2023年も残りわずかになりました。
あと2週間ぐらいで、2024年になりますね。
時が経つのは本当に早いです。
今回、4回目でやっと最終回となりました。
今回は終わるまでが本当に長かったです。
ダーク物では初の連続ものでしたけど、もう当分はやりたくないです(^^::
とは言っても次回も連続ものになりそうなのですが。
最終回ですので、まず終わってみてどうだったのかというと
本当はホラーをメインに出したかったのですが、終わってみるとサスペンスホラーになってしまった。
サスペンス色が強く出てしまったなという感じがします。
テレビの2時間ドラマ並みのレベルなのかな?と反省(^^::
今回「13日の金曜日」をベースにした話になっているので、どうしてもサスペンスホラーになるのは
しょうがないのかな?とも思ってますが、もうちょっと異常なというか、怖くてぞっとするような
犯人像にしてもよかったんじゃないかって思いました。
ということで細かく振り返りながら見ていくことにします。
まず最初ですが、前回の最後で長髪のウィッグが床に落ちたところで終わってますよね。
そして今回、犯人が判明しました。
犯人は一番最初に死んだはずのアヤだったのです。
そしてアヤだけじゃなく、ユウスケも犯人だったのです。
2人は共謀して、今回の犯行に及んだのでした。
アヤとユウスケを犯人にすることは最初から決まっていました。
最初、アヤとユウスケが一緒にボートに乗って小島に向かっているシーンを書いていたのですが
そうするとこの2人が怪しいんじゃないか?って思う方がいると思うので、ボツにしました。
ボツにして、ヒロト達3人が小島に向かうシーンに書き直したのです。
最初から犯人が分かってしまうと、その後の展開も面白くなくなりますからね。
そしてアヤが今回の犯行に至った原因は、アンナだというのも最初から考えていました。
13年前に死んだ女性はアヤの腹違いの姉だというのも最初から考えていましたが、細かい設定までは
考えていなかったので、今回考えました。
アヤが今回の犯行に至る経緯や、ユウスケがどこでアヤに関わっていくのか、そもそもユウスケがなぜ
アヤと共謀することになったのか、そこはかなり考えました。
本当であれば、誰がどうやって殺したかまで書いた方がよかったんじゃないかと散々迷いましたが
そうすると長くなってしまうし、そこまで書く必要があるのか?っていう考えもあったので止めました。
サスペンスだと、誰がどうやって殺したかまで犯人が自供するシーンがよくあるんですけどね。
そして全てが分かってしまうと、アヤがアンナを殺そうとしますが
もみ合いの末にアヤがアンナに屋上から突き落とされる形で亡くなってしまうんですね。
これもサスペンスによくあるというか、たまにあるパターンですね(^^::
そしてユウスケが今度はアンナを殺そうと襲ってくるという・・・・・。
アンナがスイートルームでユウスケが放った矢を集めているのは、今回考えました。
台所まで行けば包丁やナイフ等の凶器があるので、台所にしてもよかったのですが
アンナはユウスケから逃げるのに、一刻も早くホテルから出たいので、屋上から一番近いスイートルームの方が
手っ取り早いんじゃないかなと思いました。
台所だと1階にあるので、そこに行くまでにユウスケに見つかる可能性は大きいですよね。
それにユウスケが台所でアンナを待ち伏せしている可能性もあるので、スイートルームにしました。
そこからホテルを出て、ボートがある海岸でユウスケと会ってしまうのですが
ユウスケをいつ登場させるのかも書きながら考えました。
ホテル内で一度ユウスケが襲ってくるのも考えましたが、そうすると話が長くなってしまうのと
もうそこまで考える気力がなかったんですよね(^^::
アンナが海岸まで来て、ボートを探している時にユウスケが襲ってくるようにすればいいかなと
即興で考えました。
そしてユウスケとアンナとの攻防というか、ユウスケがアンナを殺そうと襲ってくるわけですが
この辺りも書きながら考えたというか、即興ですね。
ここでアンナが持っていた矢が役に立ったというか、ユウスケをそれで殺してしまうことになるのですが
ユウスケが元々持っていた矢に刺されて倒れてしまうっていうのはなんとも皮肉な感じですね。
1人になったアンナは古い手漕ぎのボートを見つけ、それに乗って小島を出て行きます。
どこかへ電話している途中で眠ってしまい、ユウスケに襲われる悪夢を見て悲鳴を上げたところで
場所が病院に切り替わっているところは、「13日の金曜日」の最後のシーンにあるので
それをそのまま(うろ覚えなのでそのままじゃないかも)使いました。
そして最後のシーンにつながるわけですが、最後のところは書く前から考えていました。
アンナが殺したと思っていたユウスケは、実は生きていて、今どこにいるのか分からない。
もしかしたらアンナを殺そうと、アンナを探しているのかもしれない・・・・・。
ぞっとしたところで、この話は終わりです。
この話のユウスケは「13日の金曜日」のジェイソンだという感じにしました。
最初はアヤをジェイソンにしようかと思いましたが、アンナに押されて殺されてしまうので
ジェイソンじゃないなと。むしろジェイソンの母親みたいな感じなんじゃないかなと。
映画でのジェイソンの母親は「あんた達のせいでジェイソンは死んだのよ!」って言いがかりをつけて
殺そうと主人公達を襲っていた感じだったので、それに近いのかもしれない。
アヤも事件とはあまり関係のないレンを殺しているので、レンからしてみれば言いがかりですよね(^^::
「13日の金曜日」は最初の作品しか見ていないので、その後続編がたくさんあるのですが全く見てません。
最後の方は「ジェイソンvsフレディ」とか、すっかりホラーエンタメみたいになってしまって
見る気が失せました(^^::
ホラー映画って、最初はいいのに、続編が続くにつれてすっかり変わっていってしまう作品もありますよね。
最初はホラーだったのに、途中からなぜかホラーコメディになってたりとか。
日本のホラー作品はあまりぶれてないのでいいのですが、あまり見たいとは思わないんですよね・・・・。
最初の作品で人気が出ると、次々と続編がすぐに出るので、それにはちょっとうんざりって感じです。
曲の話をしてなかったので、ここで話をすると今回もEnigmaと松浦雅也さんの曲がメインでした。
今回は松浦雅也さんの「スイートルーム」を聴いたのが多かったかな。
映画「スイートルーム」もう一度見たいですけど、ビデオ、レーザーディスク版はいったん出たんですが
いろいろな事情があって今は絶版、DVDは出てないので残念ですね。
4回という予想外の長さになってしまいましたが、今回でようやくこの話は終わりです。
日々いろんな事件が起こっていますが、始まりやきっかけはほんのささいな事だったり
また悪いタイミングが重なったりして起きています。
どんな事が起きても、冷静に考えて適切に対応していかないと、予想外に事が大きくなってしまったり
さらなる問題が次々と起こってしまったり、人間関係が壊れていったり、最後には自滅してしまったりします。
自分1人で抱え込まず、まずは信頼できる誰かに話を聞いてもらったりした方がいいです。
そんな人1人もいないよっていうのであれば、今は相談窓口の電話、SNSもあるので、それを活用してみるのも
いいかもしれません。
次回はまたいつになるかは分かりませんが、来年書く時間があればまた書きたいと思います。
ネタはあるのですが、時間が・・・・・(^^::
ここまでお読みいただきありがとうございました。
また次回もお楽しみに。